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今更ながら知った事実2

GWの初日、姉と示し合わせて母の所へ行った。今年になってまた腰を痛め動きがままならない母だったがまたしても華麗に?復活を遂げ、自分のことは自分でこなし息災に生活をしている。さすが昭和ヒトケタ世代、なかなかにしぶといのである。ありがたい。

さて、タイトルにある今更ながら知った事実2(略して:いまなが事実2!略す意味なし)である。例によって母を囲んでひとしきりむかし話に花が咲いたわけだが‥。姉の話に衝撃波を食らった。(大袈裟)

長姉と末っ子の私は6歳離れているのだが、姉が中学1年生の時、仲良くしていた同級生が急に姉を無視するようになったというのだ。姉はなぜ急にそんなことになったのか理由がわからず辛い思いをしていたという。しばらくたってその同級生と元のように仲良く出来るようになり、ずっと気になっていた無視された理由について訊ねたところ…

アンタんとこの一番下の妹が『うちのお姉ちゃん苛めないでよ』って言ったから。

というのが無視するに至った理由だったらしい。えっ?
もちろん、『えーそれについては記憶にございません』と小佐野賢治と化して前出のセリフを繰り返すしかないのだが・・

姉に『いつか言ってやろうと思ってた』と積年の恨みを晴らすかのように言われ、びっくりぽんポンポンなわたしは記憶にないながらも『それは申し訳ございませんでした』と殊勝にも詫びたのであった。

それにしても、である。
私の中の”私の幼い頃”のイメージってものがあるのだが、それは
おとなしい、美しい言葉を話す子ども(通信簿に書かれていた)、本が好き、体が弱い、家ではちょっぴり頑固、とまあ大体こんなイメージを持っていたわけで、それが6つも年上の姉の友人に対して
『おいこらっ、うちのねーちゃん苛めたらしょーちせんからなっ、よーおぼえとけっ、ごらぁっ』的な捨て台詞を吐いたなどと誰が信じよう!

信じられません。わたしは。齢60になんなんとするこの時に、そんな事実が発覚するとは…自分史を塗り替えるほどの衝撃の事実でありましたとさ。

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