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寂しいね、一緒にいよう

さみしいの?
元気になってほしい。
わたしにできることは何かあるかな。

そう思うとき
さみしいのはわたしだ。
疲れているのは、
助けてほしいのはわたしだ。

うん。

そうだよ。
さみしい。いっしょにいて
もう疲れたよ。休んでいい?
ひとりじゃなんにもできない、助けてほしい。

ありがとう、気にしてくれてありがとうね。
大丈夫だよわたしは自分で何とかなるから。

ありがとう。
それとも、何かあった?

大丈夫だよ。
わたしがいるから大丈夫。
それに、あなたにはあなたがいるから、大丈夫だよ。

ひとりだから寂しいんじゃない。
一緒にいても、寂しさを分かち合うことしかできない。
寂しさは無くならない。
寂しさはあっていいよ。
だから、寂しさを無くしてしまわないように、一緒にいよう。
一緒に抱えていよう。
その寂しさは、生きてるっていうことだ。
わたしがたくさん抱えてもいいよ。
それとも、はみ出したわずかな寂しさだけ、あずかろうか。


裸のわたしにできる、たったひとつのこと。
ひとりのわたしにできることは、たったこれだけ。

寂しいね、一緒にいよう。


なんにもできないけど、
それでも、いっしょにいよう。




恐れ入ります。「まだない」です。 ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 サポート、ありがとうございます。本当に嬉しいです。 続けてゆくことがお返しの意味になれば、と思います。 わたしのnoteを開いてくれてありがとう。 また見てもらえるよう、がんばります。