向き合う

noteに投稿しておきたい事柄があったので
記録として残しておこう。
今から話すことは多分一生、変わらないと思う。

中学生時代からの将来の夢は
"心理カウンセラー"だった。
"なりたい"という気持ちは高校卒業後の
進路を決める頃まで持ち続けていた。
しかし色々な理由から諦め、
高校卒業後は医療従事者として働き、
5年目となる。

私は人の悩みや考えていることを知るのが
好きなはずだった。
学生時代までは…。
元々悩みやすくネガティブ思考な私は、
私と同じようにみんなも色々と悩んでいるの
だろうから、悩みなどを聞いて力になりたい!
という単純な気持ちでいた。確かに、
友人からの悩み相談は少なくはなかったと
記憶している。そして悩み相談聞いている、
私自身が"しんどくなる"ということはなかった。

しかし大人になった今、悩みを聞いていると
どうしても私がしんどくなってしまい、
「苦しい話は聞きたくない。」と
相手に言ってしまったのだ。
『私と仲良くしている人が
苦しんでいるなんて、そんなのは嫌だ、
聞きたくない!』という
意味合いで放った言葉ではあったものの、
相手に伝わないのは後になってから気付く。

そう考えていると大人になってから、
人ときちんと向き合えてないのではないか。
悩みを聞いても、解決方法を述べたり、
ただ話を聞く、ということよりも回避方法が、
どうしても思い浮かんでしまう。
恋人関係で悩んでいる知人からの
相談を聞いた時は"別れればいいじゃん"と
思ってしまうし、子供関係での相談は
"(子供を)捨てればいいじゃん"とさえ
思ってしまう。
仕事関係での相談は"辞めればいいじゃん"と
思ってしまう。
もちろん口には出さないけど。
めちゃくちゃ最低な考え方であるのは
わかっているし相手にとっては
何の解決にもならないし
相手が求めているような言葉でもないだろう。
人と接する仕事をしているにも関わらず、
人に興味のないようなことを考えてしまう。
相手が相談してきて、何を望んでいるかを
理解することがかなり難しい。
結局、なんて言葉を投げかけるべきなのか…

一昨日、夕飯を終え、
食器洗いが面倒で嘆いていた私に
母が放った言葉。
「お皿ごと捨てればいいじゃん。」

あ、これ私と同じ考え方、、、
この考え方、親譲りか。

#暮らし