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さがしもの

何かをダンスやコラージュや服などで表現して伝える上で、ぶち当たる壁があります。沢山の作品を作っていく内に、自分が何をしたいのか分からなくなってしまうのです。テーマを作品毎考えた上でそれぞれ取り組んでいくのですが、つい先日「自分が何をしたいのか分からなくなる」現象に陥りました。
自分の目標に対して、このテーマは相応しいのかとか、この表現の仕方で果たして見る人に伝わるのかなど、深く考えました。
このままではいけないと思い、まず私はそのどろどろした気持ちを白紙に戻してみました。

人に伝わらないのなら、やる意味がない

自分を見失ったまま作品を作り発信してしまうと、いくらクリエイティブなものでも「なんだこれ、何がしたいんだ」と、見る人にもバレてしまいます。当たり前です。明確な伝えたいものがないのですから。それだったら、私は発信者である必要がありません。趣味でやればいい。素晴らしい作品には作者の魂が籠っていて、作品一つで見る側に感情を抱かせてくれるものです。私が私として伝えたいものを、MADEMOISEL3KAKUのチームメイトとして世に出すには、常に明確で新鮮なものでなければいけないのです。こんなことでつまづいて、立ち止まるわけにはいきません。

ひたすら・・・

私がこういう時に何をするか。それは「ひたすら考え、ひたすら行動」です。
休むのではなく、追い込むのです。ここで言う「ひたすら考える」とは、出掛けたり、映画を見たりなどをして「自分が今見て思って感じたこと」をひたすら吸収していくことです。
「ひたすら行動する」とは、その吸収したものを作品としてひたすら発散していくことです。
ひたすら発散したものを自分の目の前に並べていきます。
すると、なんとなく自分が表現したい、これだ!と言うものが見えてきたり、どれも違う!と気づくことができます。
「どれも違う」ということはマイナスではなく、「どれも違う」と思えた時点で「なぜ違うのか」が明確となっているということになるので、かなりのプラスです。

整理整頓してみる

自分を無事に探し出せたら、最後に整理整頓します。メモしたり人に話したりして、自分の頭の中の「これはイイ。これは違う。」が暴れている状態を落ち着かせます。そしてそれを、頭の中で並び替えてグループ分けし、整理整頓します。

あとは行動するだけ

こんな感じで、自分を見失ったと思ったらすぐに気持ちをたて直すようにしています。自分のことは自分にしか分からないから、自分で探し出すしかないのです。
自分を見つけたら、あとは行動あるのみ。新鮮なものは新鮮な内に、これからもどんどん私の魂が籠った作品を生み出していきたいと思います。

以上、私事でした。ダンスも服飾もやるなら最後まで、100%で取り組みたい。
きっとこれを読んでくださっている皆様も、それぞれ頑張る場面があると思います。何かに熱くなることは人生で最も素晴らしいこと。
自分を愛し、お互い頑張りましょう^ ^


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