柏木由紀卒業コンサートとフレンチ・キス一夜限りの復活
最高でした。そしてお疲れ様。
2024年3月16日、ぴあアリーナMM.
17年に及ぶアイドル人生を最高の笑顔と共に終えた柏木由紀。
セトリ最高!AKB48のライブを観るのも久しぶり!
(「RIVER」の歌い出し、たかみなの『AKB~』という掛け声はエモすぎて鳥肌がたった。)
そんな彼女と出会ったのは、彼女がまだ18歳の時。
フレンチ・キスとしてのデビューを控え、
表題曲「ずっと前から」をモチーフにしたミュージックドラマの撮影現場。
「お疲れ様です。」と元気よく、そしてどこか凛とした声で挨拶されたのが印象的。
(後から、めちゃくちゃ人見知りであることも知り、自分の中でモードを入れて現場に来ていたんだなぁと今は思う。)
レコード会社で”アー坦”と呼ばれる、MV撮影、ダンスの振り入れ立会い、プロモーション(雑誌の取材や歌番組の収録、イベント)を取り仕切るポジションをフレンチ・キスで初めて任された。
それまではアニメや映画のプロモーションがメインで、アイドルはもちろん、一度もアー坦の経験が無く、緊張していた僕は、彼女の挨拶でなんかほっとしたのを覚えている。
それから5枚目のシングル「ロマンス・プライバシー」まで約2年フレンチ・キスを担当したが、そこで一緒に働いてきた柏木を表する言葉は、
まさに<プロフェッショナル>
とんでもなく忙しい日々を過ごしていても、
文句を言わない、弱音を吐かない、わがままを言わない。
そして、歌って踊ることが大好き。
握手会も好き。
なんて扱いやすいタレントなんだろう。
近くにいるスタッフは本当に柏木の頑張りに応えたいという、モチベーションが強かったと思う。
濃い2年間の中でエピソードは山ほどあるが、
嫌な思いをしたことは本当に一度もない。
そんな彼女が、全うしたアイドル人生。
素晴らしいし、心底誇りに思う。
そして、復活したフレンチ・キス。
彼女たちが並び歌い、どうでもいい話をする姿は懐かしさもあるけど、
これで本当に最後なんだなと思うと、ほんの少し寂しくなった。
ロングドレスで、フリもだいぶ端折られてたけど、
生で観る「If」「カッコ悪い I love you!」はグッと染みた。
(バッチリ練習していて、踊れるように仕上げていたらしいので、
バキバキのダンスも見たかったな。)
すっかり大人になった、
ゆきりん、あきちゃ、もっちい
3人は僕らの中では今でもアイドルだし、
一緒に戦った戦友感がめちゃめちゃある。
そして、一緒に過ごしたあの2年は
我々スタッフにとっても”第二の青春”だった。
改めて、卒業おめでとう!
これからも柏木らしさを失わずに幸せになって欲しい。
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