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三日坊主日記 Vol.16 『審査結果はいかに』

皆さんに投票していただいた、京都映画賞の結果が発表された。

作品賞は「わたしの幸せな結婚」が受賞したようだ。
目黒蓮(Snow Man)×今田美桜の強力タッグで、原作も書籍・コミック合わせて累計700万部突破の大人気作。納得の結果だと思う。

この京都映画賞というのは、2022年10月~2023年9月の間に1週間以上有料劇場公開された劇映画等の長編(概ね60分以上)実写映画の中で、京都が題材、または舞台、ロケ地になっている京都ゆかりの作品が選ばれ、その中から人気投票で作品賞が決められるイベントで、今年も錚々たる作品がラインナップされていた。
今年の対象作品はこちら

その中に、僕の監督作『泥の子と狭い家の物語』もエントリーされていたのだ。この作品たちと人気投票で戦うのはかなり厳しいと思いつつも、戦わずして負ける訳にはいかないんで、友人知人その他大勢の方々に多大な協力をお願いし、投票してもらったんだけど、残念ながら良い結果を出せなかった。

ご協力いただいた皆さま、投票してくださった皆さま、ありがとうございました。この場を借りて厚く御礼致します。

さて、『泥の子と狭い家の物語』のどこが京都ゆかりかと言うと、まずちょこちょこ出てくる学校の所在地が京都。伏見区にある聖母学院中学・高等学校にご協力いただいている。更に、その学校で登場するエキストラの学生さんや、織田ひまりちゃんとダンスを踊るのも聖母学院ダンス部の面々なのだ。この聖母学院のダンス部は、近年全国大会などでも目覚ましい活躍をしているので、ぜひチェックしてみて欲しい。

そしてもう一箇所がたっくんのアパートの外観シーン。こちらは上京区上賀茂にある人形寺理髪店が入るアパート。僕の友人の友人の所有で、急なお願いにも関わらず、快くご協力くださった。

そして偶然にも、作品賞の「わたしの幸せな結婚」も聖母学院で撮影しているのだ。この学校の本館は、1908(明治41)年に、陸軍第16師団司令部の庁舎として建てられたとても美しいもので、国登録文化財(有形文化財建造物)にも指定されている。僕はこの学校に知り合いの方がいて色々とお話を聞いていたので、なんだか自分のことのように嬉しくもあるのだ。この校舎普段は一般公開されていないが、もし機会があればぜひご覧いただきたい。

聖母学院本館


「わたしの幸せな結婚」関係者の皆さん、聖母学院中学・高等学校の皆さん、おめでとうございます。



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