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若尾文子映画祭

いよいよ始まりました『若尾文子映画祭』!
東京支部メンバーでは、ひとり温度感の違う、まるゆがレポートします。

開催期間は、2020.2.28(金)〜4.2(木)
1ヶ月を越える上映、角川シネマ有楽町さん、ありがとうございます!

『若尾文子映画祭』公式サイト

2日目初回の今回の目玉でもある『刺青』4K復元版(1966年/増村保造監督)を鑑賞してきました。
この作品自体は2回目の鑑賞なのですが、やはり発見がたくさんありました。

ファーストカットから、心奪われる若尾文子のビジュアル力。このあとのイヤ〜な展開を思い出し、観るのをためらう自分がいるほど。

あらすじを知っているため、表情であったり、ちょっとした仕草のハッとするほどきめ細かい変化も追うことができました。

賭場を覗きに来た若尾文子が、その場を一周するシーンがあるのですが、その場にいる男たちを品定めするわけでもなく、自分のペースでゆっくり歩くというシーン。これが画になる女優が他にいるだろうか?と言いたくなるほどの贅沢なシーンです。

それも納得。若尾文子さんと言えば、増村保造監督。初タッグは、1957年の『青空娘』。
トータル20作品もタッグを組んだ増村保造監督だからこそ、女優・若尾文子が大きなスクリーンでいろんな女を魅せてくれるんですね。

ということで、予定していなかった次の回の『青空娘』のチケットもポチってしまいました。

今回、残念ながら新型コロナの影響でトークショー(美術監督の種田陽平さん)は中止になりましたが、
とっておきのスペシャルなことがあります。

若尾文子さん音声インタビュー付特別映像の上映があります。

残り3回ですが、是非、若尾文子さんのお元気な声を聴きに行ってみてください。最後の言葉は、映画ファンなら目頭が熱くなるはず!

下記の本編上映後に30分前後の特別上映があります。(すべて同じ内容)

2/29(土) 10:45 『刺青』 (済)
3/7(土) 10:45 『越前竹人形』 3/21(土) 10:45 『女は二度生まれる』
4/2(木) 19:40 『銀座っ子物語』

新型コロナに、若尾文子は勝つ。

角川シネマ有楽町さんの展示ポスターなどは、Instagramで紹介していますので、よろしければ(^_^)

(まるゆ)
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#角川シネマ有楽町

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