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タイニー・ファニチャー(2018.8.11.公開)

今回は
『タイニー・ファニチャー』です。

2010年のレナ・ダナム監督・脚本・主演作。

大学を卒業、実家に戻り、
仕事も、恋愛も、家族とも
友人関係もうまくいかない。

それに対して正当化してるような、
できてもいないようなモラトリアム。

ある種の共感ができながらも、設定が特殊。
そこの面白さもあり。
なかなかに最低なSEXシーンもあり。

等身大のダナム本人の話であり、
実の家族も家族役で出演、
実際の実家で撮影をしたり。

あまりにもさらけ出した内容で、
もちろんダナムを本人の暮らし、
環境の面白さもありますが、
それだけではないセンスがだだ漏れ。

将来に不安がある人、
社会に出ようとしている人には突き刺さり
そこを通り過ぎた人には
そんな経験を肯定してくれるような内容。

自分は今年1月にGucchi's Free Schoolさん企画の
宇多丸さんのトーク付上映を観ましたが、
ついについにロードショーとなります。

是非。

『タイニー・ファニチャー』上映劇場

text by ronpe

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