見出し画像

『ワンダー ー君は太陽ー』(2018.6.15 公開)

『ワンダー ー君は太陽ー』

少々遅いですが、「ワンダー ー君は太陽ー」を観てきました。
この作品の予告編をこれまでに何度も見ていて

「あれでしょ、障害を持つ子が学校に通う過程で困難にあうけどそれを克服していく話でしょ?」
とあまり面白そうだとは思っていませんでした。正直、ジュリア・ロバーツが出てるからとりあえず観に行くかーくらいのテンションだったのですが、予想に反してめちゃくちゃ良かったのでここで紹介させて下さい。

ストーリーは以下の通りです。

ごく普通の10歳の少年オギーは、生まれつきの障がいにより、人とは違う顔をもっていた。幼い頃からずっと母イザベルと自宅学習をしてきた彼は、小学5年生になって初めて学校へ通うことに。はじめのうちは同級生たちからじろじろ眺められたり避けられたりするオギーだったが、オギーの行動によって同級生たちは少しずつ変わっていく。(映画.comより)

この映画のストーリーは確かによくある「困難克服もの(そんなジャンルあるのかはわかりませんが)」ですが、非常に細かい配慮と、少し変わったストーリーテリングで新鮮さも味わえます。主人公は上記の通り少年なのですが、その枠にとどまらない幅広い立場からの視点が味わえます。
昨年公開された「ドリーム」もそうだと思うのですが、万人に紹介しても共感していただける作品かと思います。私のようにこの作品を舐めている人には是非行って欲しいと思います。

蛇足ですが、本作で主人公のお姉さんがコニーアイランドに行くシーンがあるのですが、その風景が、先日公開になった「女と男の観覧車」に出てくる場所と同じで、映画の中でロケーション巡りが出来るという不思議な体験ができました。
「女と男の観覧車」をご覧になった方はそのシーンに注目して下さい!

by matsu

#映画レビュー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?