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マーケティング効果を正しく測定する「因果推論」を学ぶ

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データから「効果」を正しく測定するための方法論として注目される「因果推論」。マクロミルのデータサイエンスチームが「アナリティクスの民主化」を掲げ、データ分析を専門としていない人に… もっと読む
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#差分の差分法

行動データを活用した効果測定の最適解、「差分の差分法」 とは?【因果推論④】

正しく効果を測定するための方法論として、注目を集める「因果推論」。本連載では、マクロミルのデータサイエンスチームが、その考え方とマーケティングへの応用を解説します。前回は、同質化させたい属性や要因が、個票データとして入手できる場合に活用できる「傾向スコア」分析について紹介しました。 今回は、同質化させたい属性や要因が個票データとして入手できない場合のアプローチ、「施策の前後で比較する手法」を解説し、応用例としてテレビCMの効果測定を紹介します。 1.アンケート調査に頼らず