そもそも品質工学f プロセスを学ぶ(76)
今回は事例ではなく、品質工学の学びかたで思うところがあったので、その内容を書いてみようかなと。
とにかく、経験をすることですよ。
大きな失敗はできない現代ですが、小さい失敗ならできますよね?
小さい失敗もしたくないって言うなら、バーチャルで失敗してください。
その最たる方法が、体験談を読む、体験談を聞くってことだと思います。
動画で見てもいいでしょう。
一番いいのは、失敗体験です。
成功体験なんて、ほとんど役に立ちません。
その通りにやって上手くいくなら、誰も苦労しません。
運が良かっただけとか、時代にマッチしていただけとか。
失敗体験は、多くの情報が入っています。
なぜ失敗したのか、何を見落としていたのか、何を配慮すべきだったのか
それを疑似体験するのです。
すると、あなたの視野が広がります。
似た境遇になった時に、何に注意すればいいか、気が付くことができます。
将来起こりうる、自分の身に降りかかる可能性のある火の粉をはらえるのです。知らないと、いつの間にか燃えてたなんてことになります。
~・~・~・~・
最近のマイブームですが、この「知」が大切だなと思うのです。
知識:記憶している(知っている)という能力
知能:答えのある問いに解答する能力
知性:答えのない問の回答を探し続けられる能力
解説書を読んで覚えるのは知識
実際にそれをやってみる、深く考えるのは知能
それらを駆使して、未知の問題に取り組むのが知性じゃないかと
その3つの知を正しく活かすのが知恵だと思うんです。
知恵:知を使って、周りに恵みを与える
この軸をしっかり持って、行動するのが大事なんじゃないかと。
知を悪いことに使う人だっていますからね。
品質工学の利点は何って聞かれたら、今ならこう答えますね。
「あなたの知性を高めます」って。
そして、そこには知恵、善い技術者としての信念。
「社会全体の損失を下げる」って、思想が必要なんだと思います!
-------
Kindle本へのリンク!
↓
1巻 https://amzn.asia/d/hzoxVGL
2巻 https://amzn.asia/d/2wNuL8d
3巻 https://amzn.asia/d/c4C4KPd
続きが気になる人はこちら!
↓ ↓
いただいたサポートは、有益な情報を提供し続けるための活動にあてていきたいと思います!