そもそも品質工学 第107話 そもそも欲しいものって?
さて、寸法精度の悪いフレームをよくするというテーマ。
スマホを使うという斬新な視点で機能を評価しているが、その結果は?
いや、本当に…
本当にあった話なんですよ。(==;
あれだけ苦労して、いろいろと設計者や現場の人とやりとりして、結局、現在の品質レベルで機能には大きな影響はないって決着になった事例が。
思い込みなんですよね。
この公差に入らないと、最終品質は絶対に悪いだろうっていう。
寸法公差ばかりみていて、設計上はこの寸法公差に入らないといけないとか言っておきながら、最終品質で確認すると、機能を満足していた。
お客様が欲しいのは、製品寸法じゃないんですよ。
機能なんですよ。
有名な話で、「お客様が欲しいのはドリルじゃなく、穴が欲しいんだ」ってのがありますが、それをそのまま体験した感じです。
さて、フレームの件は片付きましたね。
しかし、つとむ君の身に暗雲が?
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