そもそも品質工学 第9話 問題解決の第1ステップ
★YouTubeにて動画公開中!★
第2期の始まりです!
さて、つとむ君とクミちゃん、AIのCI03の今後の活躍はどうなるのか!
「問題は解くことができる」と信じること。
進化できない生物は滅びる。
AIができないことをあなたがすればいい。
新時代を生きたいなら あなた自身が変化することだ。
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新シーズンの最初の話です。
機能性評価と機能について解説していく予定です。
この第9話、CI03に勇気を与えられている感じがして、個人的には好きなストーリーです。たまに落ち込むと、この第9話をみなおしてみたりしますw
AIが得意なこと、人間が得意なこと。
例えば、掛け算を何回も繰り返す。同じ文章を決まった順番で書入れる。ある決まったルールの中で、よりよい条件を探索的に見つけ出す。しかも、24時間ぶっ通しで。人間にこれを課したら、間違いなくブラック企業認定です。
では、会社の社長の立場で考えてみましょうか。
・一方は、24時間働き続け、指示したことをひたすら愚直にこなし、文句も言わず、給料は電気代だけ。
・もう一方は、8時間労働しかできず、たまにミスを行い、ちょっと指導したら陰で不満を言い、給料は上げろと言う。
あなたが社長なら、どっちを選びますか?
前者ですよね?
わかりますよね。前者はAIで、後者は人間です。
社長や役員は、AIを積極的に導入して、人間を減らしたいと思うでしょう。
人間とAIを比較して、コストが安いほうを選択するのは当然です。
なので、AIにとって代わられる時代は、絶対に来ます。
企業が力を入れて取り組んでいるのですから、想像以上に早いかもしれません。
では、AIにできて、人間にできないことは?
現在のAIは、数学の入試問題を解くのは得意だそうです。
しかし、国語の入試問題はどうやっても解けないそうです。
漢字の書き取りや、ことわざの意味を書かせるような記憶力の問題はできます。
しかし、文脈から作者の言いたいことが何かを選ばせるような空気を読む力がないそうです。
有名な言い回しがあります。
「私はラーメン」
です。これを、ラーメン屋さんで注文時に言ったら、意味は通じますよね?
しかし、AIには意味が理解できないのです。
「I am Noodle.」
ほう、あなたは「人類」に見えますが、本当は「麺類」だったんですねって感じw
コミュニケーションが必要な世界は、まだまだAIが入り込む余地はありません。これは、よく言われている話です。コミュニケーションの必要な仕事は人間がまだまだ活躍するでしょう。
ものの創造でも、すでにAIが入り込んでいます。新薬の開発にAIを使い、短納期で新しい配合の薬を見つけたってニュースでやってましたね。「こうしたら、こうなる」というパターンが複数組み合わさるもので、シミュレーション可能なものは、残念ながら人間の敗退です。
しかし、AIが入り込む余地がない「ものの創造」があると思っています。まったく新しいものの創造です。データベースには無いものを生み出すことです。それが、ここでCI03が言っていることです。
心のどこかで、「これ、無理なんじゃないか?」とか、「厳しいよなぁ」とか思っていると、だいたいそうなります。
これは、いくつかの選択肢があるとき、無意識にその方向を選択してしまうそうです。
問題解決でも、最初から「無理じゃないか?」と思っていたら、間違いなく、無理になります。だって、「できる」なんて思ってないんですから。
そう思って、過去に実現したことのあることだけやっていたら、おそらくAIに負けるでしょう。あなたの仕事はAIに取って代わるでしょう。AIの方がコストパフォーマンスがいいんですから。
そうならないためにも、新しいことを生み出す、考える能力を身に着ける必要があります。そのための、クリティカルシンキング(そもそも)と品質工学です。
やっと、チャンネルのタイトル回収できました。(^^;
進化できない生物は滅びる。それが強くて大きい恐竜でも。
新時代を生きたいなら
あなた自身が変化することだ。
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