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そもそも品質工学 第144話 ばらつきは2種類

前回お話した、お菓子のばらつき。
あれは製造段階におけるばらつきです。

今回はもう1つのばらつき。
機能性のばらつきについてのお話です!

エボルタチャレンジ、すごいですよね。
これを最初に、色々なことにチャレンジしています。

泳いだり、耐久レースしたり。
でも、そこはF1レースのようなもの。

その場の環境や状況に合わせて、チューニングが許されている世界。

しかし、一般的な製品はチューニングは許されません。
売ってしまった後は、技術者は手を出すことができません。

だから、ロバスト性を製品に求める必要があるのです。
お客様がどんな環境で使うかわからない。

当然ある程度予測をして、それに強くなるように作りこみます。
でも、右斜め上の状態で使うのです。

私たち、技術者が常識だと思っていることは、お客様は常識ではないのです。
それを念頭に置いて、技術開発をしましょう!

そういや確か、エボルタをつくったパナソニックって、品質工学と言わずに、別な名前で品質工学を取り込んだプロセスを推進していたと聞いたことがありましたが、今はどうなんでしょうねー

え?聴くなって?w

さて、この話の続きが気になる人はこちら!
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