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そもそも品質工学 第136話 ゴミが入ればゴミが出る

“Garbage In, Garbage Out”って言葉、ご存じですかね?
ゴミを入れたら、ゴミが出るってことです。

MTシステムで、不完全なものを入れたら、出てくるものも不完全ってことです。

MTシステムに限りませんけどね。
普通の実験だって、測定がいい加減なデータで計算すれば、その結果もいい加減になりますよね。

今回は、そんなお話です!

補足:このままだと、入力が増えると出力が減るってグラフになっちゃいますよねー

MTシステムはパターン認識。
人間もパターン認識できます。

ということは、データを見て、人間がパターン認識できなければ、MTシステムだってパターン認識できないと思った方がいいです。

人間には判別できないが、コンピューターには判別できるなんてこと、そうそうありません。

この事例の中でも言っている通り、悪さは様々な悪さがあります。
信号因子とするなら、その悪さの程度、もしくは、良さの程度を何か数字で表すことができないとだめです。

それが何なのか。
そこをじっくりと深く考える。
それがスタートです。

そこをすっ飛ばして、何か適当に入れればいいなんて思ってやっていると、つとむ君みたいな結果が待っています。

工程のここが怪しそうだーみたいなデータが出てきて、その工程を良く調べてみても、特に異常はない。または、絶対に関係ないと思われる項目が効いているなんて結果が出てきます。

そうなったときは、クリティカルシンキング。
自分の計算結果や仮定を疑いましょう。

大体の問題の出所は、あなたの判断と所業なのですから。

さて、じゃぁレンズの評価をどうすればいいのか。
もう一度根本に戻って考えなおしますかー

そんな話の続きが気になる人はこちら!
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