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マンガで学ぶ品質管理と品質保証 第41話 [ナナの空] デミング14のポイント その12 従業員の誇り

ここのところ、デミング博士はあれやっちゃダメ、これやっちゃダメって話が多かったですが、今回は、じゃぁどうすればいいのよってことに対する回答かなと思います。

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そうなんですよ。
目標管理シートは、本来は能力が足りてない部分、ダメなところを書き込んで、自身の能力向上のための目標値とするためにあるのです。

しかし、日本企業の人事部は
「あ、なにこれ。査定評価に使ったら便利じゃね?」
と、本来の本質をがっつり置き去ってしまった。

結果、マンガ内である通り、達成できないと査定が下がるので、達成できる目標を書くことになる。
となれば、大した能力向上は無い。なんだったら現状維持。

つまり、成長を放棄した社員が大量に生産されることになります。

査定はあくまで成果の量に対してつけられるもの。
それをどれだけ効率よく行えたかという能力に関しては査定対象じゃない。

残業もそうですよね。
長時間会社にいた方が残業代がでて、給料が高い。
ならば、効率を下げて長く会社にいて、納期ギリギリに提出したほうがいい。

人間ってのは、評価に対してもっともいい状態の行動をする。
だから、デミング博士は評価尺度を数値的なものではなく、人間性を高める方にシフトしなさいって言っているのです。

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