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そもそも品質工学 第145話 誤差因子と機能性評価

ばらつきに2種類あるってのはわかりました。
では、そのばらつきをどう評価に組み込んでいくのか?

また、ばらつきの要因といっても様々あります。
それらをどうピックアップするのか?

今回は、そんなお話です!

何のシステムを評価しようとしているのか?
何に対して強いのか、弱いのか?
それらをどう組み合わせて実験するのか?

今回は、誤差因子の話でした。
実験計画法では、因子をわけずに全部放り込んだ実験をしていました。
各因子の効果、交互作用を見るためです。

品質工学では、この因子を層別したのです。
ユーザーが扱うインプット、これが信号因子
ユーザーが欲しいアウトプット、これが出力
ユーザーの手元で発生し、製造段階ではどうにもならないもの、誤差因子
その誤差因子の効果を打ち消すアイディア、制御因子

これらの関係性を調べる。
それぞれに求めるものを機能性という評価方法に入れて評価する

このアイディアこそが、タグチメソッドなのです!

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