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そもそも品質工学f 見えると気が付く(95)

クリスタルソードを見て、いったい何に気が付いたのか?
これと、接着剤の評価って、何がつながるのか?

なぜグラフにするのか?
それは、現象を見えるようにするためです。

人間は、相対比較がとても得意な生き物です。
2つの違いを結構精度よく見つけられます。

しかし、1つだけ与えられて、
「おかしい所はないですか?」
と言われても、何も気が付けません。

だから、2つ用意して、その違いを視覚的に表す。
それこそが、グラフ化する目的です。

対象をよく見るというのも、同じことです。
これも1つだけを見るのではありません。
複数を見るのです。
そうすると、その違いが見えてきます。

見えないものはどうするのか?
それは、何かをして、見えるようにする。

風の流れが見えないなら、煙を入れる。
磁界も、砂鉄を入れると見える。
温度も、サーモグラフィーで見えるようにする。
X線で非破壊検査ってものあるでしょう。

どれも、計測技術です。
だから、測れるようになれば評価ができるようになる。

測れなければ、作れないってのは、そう言うことなのです。

次回は…警官と犯罪の関係?
これが品質工学と何が関係あるのかな?
続きが気になる人はこちら!
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