そもそも品質工学f 絵にかいたようなダメ実験 (87)
直交表L9で、品質特性を測った実験。
もう、中身を見るまでもない…
でもね、それで結果がでる場合もあったりするのですよ。
元の技術レベルが低い場合とか。
さぁ、わたる君のテーマの場合はどうかな?
自分が分析部隊だからって、現場を見なくていいなんてわけないです。
最近は、ビックデータだとか、AIで分析だとか、データサイエンティストだとか言われていますが、現場を見ない人が多すぎる!
別な部門が集めたデータだとか、報告資料を見て、わかった気になってる。
そんなので、わかるわけない。
特に、相手は常識だと思っていることは、どこにも書かれないんです。
というか、そんなの書けないでしょ?
報告書に、「製品の周りに空気がありました」なんての、見たことないと思いますw
でも、それに気が付けるかどうか。
ある工場で、床に不良品が散らばっている、切りくずが散乱しているなんてのがありました。
その工場では、それが当たり前。
何の不思議にも思わない。
でも、不良の原因がそこに隠れていたりすることもある。
それに気が付けるかどうか。
不良数5個なんて書かれていても、どんな不良が見てない。
その5個が、まったく同じところに発生したキズ不良なのか、それとも製品ごとに違う場所についたキズなのかで、状況はガラッと変わってきます。
そういったことに気が付くためには、現場に足を運んで、実態を見る。
それが必要なんですよ…ってのが、たぶん次回のお話w
そんなお話の続きが気になる人はこちら!
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