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そもそも品質工学 第148話 二段階設計とSN比

今度は二段階設計の話ですね。
まじめな話が続きますが、お付き合いください。

というか、まじめな話じゃない教育資料ってあるのか?w

本来のSN比の導出の説明とは違いますが、こういった説明なら理解できますでしょうか?

そもそも、ばらつきというのは信号因子を無視しています。
1kmの的を打ち抜くスナイパーと、1m先の射的の的を打ち抜くお兄さん。
これ、ばらつきという観点だと、どちらも同じって話になります。

ゴルゴ13に怒られそうですね。一緒にするなってw

だから、信号に対するばらつきで、その技術力を測る必要があるのです。
これが、SN比で評価する理由なのです。

全員がオリンピック級の射的能力なら、同じ遠距離の的でもいいでしょう。
しかし、そこに普通のお兄ちゃんがまざったら、どうですか?
お兄ちゃんの能力は測れませんよね?
なにせ的に当たりもしない。

お兄ちゃんに合わせて、的を近くしたら、オリンピック級の人が全員的の中心を射抜いて、差がわからない。

評価の際に、信号因子を入れることの重要性がわかりましたか?

あと数話で、そもそも品質工学SUNも終わりですね…
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