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SAP知識整理2: SAP S/4 HANAについて

SAPの歴史について

R/2⇒R/3⇒SAP ERP(SAP ECC)⇒S/4 HANA(S4という製品はSAP HANAというDB上に動く)

■S/4 HANA(エスフォーハナ)定義
S:Simple
4:第4世代
SAP HANA: SAPのインメモリデーターベースであるSAP HANA上で稼働するという意味からS/4 HANAという製品になっている。

2015年以降、毎年アップグレード。

■インメモリーデータベース
従来:ディスク上にデータを置く
インメモリーデータベース: メモリ上にデータを置く(ディスクにアクセス)

SAPの拡張パッケージ

1.CRM Customer Relationship Management
SAPのSD機能を拡張したものです。
得意先顧客の管理、営業支援の機能、コールセンターの機能が搭載されている
・新規ビジネス開拓 マーケティング機能
・受注案件管理 セールス機能
・継続案件 サポート

2.SCM Supply Chain Management
生産計画、在庫配分計画、需要予測、全体スケジュールなどを管理する機能
・APO: 生産計画、各拠点に生産計画を出す
・F&R
・EWM
・SNC
・EM

3.SRM Supply Chain Management
CRMの対のようなもので、サプライヤ管理するための仕組み
サプライヤさんの選択、納期の短縮、コストの管理、レポートのために導入が多い
SAPのMMモジュールで管理できないものをSRMにて管理。

4.PLM Product Life-Cycle Management
製品の設計・開発・保守・廃棄・リサイクルなど、製品のライフサイクル全般にわたる情報、製造・販売コストや外部の関連情報までを一元管理する仕組み

これらのパッケージはERPの機能を含めて、ビジネススイートと呼ばれている。
SAP NetWeaver上で動作する。

以上

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