ドリームプラン
サボリすぎていました。
久しぶりに書きます。
「ドリームプラン」を観た。
ビーナス・ウィリアムズさんとセリーナ・ウィリアムズさんの2人の偉大なテニスプレイヤーを育てた父リチャードさんの物語だ。
ウィル・スミスさんがリチャードを良し悪しの両面を人間味あふれる演技で魅せてくれています。
時に娘をしっかりと育てる父親として、時に傲慢で我儘な堅物な人として。
正直なところでは、リチャードに共感できるところと、できないところがある。
共感できないところは、実はボクも同じであると思っている。同族嫌悪というやつだ。
ただ違っているところは、リチャードは娘のためにやっている。
娘が、すばらい人生を手にできるように彼なりにできることをやっている。
ただ、コミュニケーションは上手ではない。なので言い方は雑なゆえに周囲と軋轢が生まれたりする。
ボクも、ストレートな物言いで軋轢を生んだり嫌われたりしている。
この作品では、リック・メイシーを演じたジョン・バーンサルさんがとても印象に残った。
クセのあるリチャードに対して対等で我慢強くコミュニケーションしている。その感情をとても豊かに表現されていると思いました。
ジョン・バーンサルさんの出演作をそんなに観たわけではないのですが、「ザ・コンサルタント」で主人公の弟でラストに複雑な心情を表現されていたと思います。
この間の2月末で配信が一担終了したマーベルのドラマシリーズ「パニッシャー」の主人公フランク・キャッスルの複雑な心情を表現していた。
「ドリームプラン」でもメイシーの我慢強くリチャードとやり取りする時のイライラや共に喜ぶ時の笑顔がとても良かったのです。
2022年のアカデミー賞には、作品賞、主演男優賞でウィル・スミスさん、助演女優賞にアーンジャニュー・エリスさん、脚本賞、歌曲賞、編集賞とノミネートされている。
さて、結果はどうなりますかね。