FALL

久しぶりに、ハラハラものを観た。

気になっていた「FALL/フォール」を久しぶりに新宿で観ました。
ちょっとだけネタバレが入ってます。

塔に登り始めてから、もおドキドキだった。
老朽化して取り壊し予定のテレビ塔。
取り壊す予定だから当然メンテはされていない。
そんなところを登るのです。
一緒にフリークライミング中に夫が転落死して失意の日々を送るベッキー。危険なチャレンジの動画配信を始めた親友のハンターが、夫の死を乗り越えてもらうためにこのテレビ塔に一緒に登ろうと誘う。
もお、登り始めから、何かが起きそうな感じ満載なんすよ。
脈が早まって心臓がバクバクです。
塔の天辺で取り残された二人が色々とそれぞれを振り返っていく。
そして、ラストに向けてどおなるかという。

上映時間は110分弱。
主人公ベッキー役のグレイス・フルトンさん、親友ハンター役のヴァージニア・ガードナーともに、知らない。
ベッキー、ハンターそれぞれに持つ弱さ、強さや闇をうまく演じられていたと思います。
スコット・マン監督、制作と脚本も兼ねています。
スコット・監督の作品もほぼ観ていないと思います。
今回、テレビ塔に登る、天辺に取り残される、どうにか降りる方法がないか四苦八苦する、そういうシーンを、二人の寄りからテレビ塔の二人が豆粒のようになるまで引く映像が、随所にあり観ている人の恐怖心が絶えない感じの作りです。
天辺で二人が話す、少し緊張を緩和するシーンが入りますが、引きの映像になって現実に引き戻されるのです。
そして、600mとう塔の上の極限の状況での人の強さが問われる感じになってきて、ラストへと向かっていきますが、どのようなラストになるか読めませんでした。
気になっていた作品ではありましたが、期待を超えていい作品に出会えたなと思いました。

しかし、主人公のベッキーは、本当に運が良かったのだと思う。

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