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定松勇樹選手のオールスター優勝にまつわる記録をまとめました / ひまひまデータ



祝!定松勇樹選手SG初優勝

オールスターで、23歳0か月の定松勇樹選手が初優勝しました。これは歴代で4番目の年少優勝。そしてデビューからの年数では4年6か月。創成期を除いた1965年以降のランキングでは、2年11か月の今村豊選手、3年4か月の服部選手に次ぐ3番目に早いSG優勝!約60年間で3位なのです。
最近ようやく「平成生まれ初」のSG覇者が誕生したところでしたが、定松選手は平成生まれでもあり、「21世紀生まれ」でもあり。92年ダービーで優勝した服部幸男選手の名前が出てくるほど久しぶりの年少&デビュー短期間でのSG優勝でした。
そこでまず、88年以降のGⅡ以上の24歳未満優勝者をまとめました(表1-1)。

表1-1

定松選手で20件あります。あえて年月日順に並べました。もう何も言いません。これだけでご飯が食べられる方もいらっしゃるかもしれません(笑)。

歴史的偉業

オールスターでSG初優出初優勝は初めて

独自集計ではあるのですが、このSGオールスターで自身SG初優出となった選手は定松選手を除けば33人いましたが、誰も優勝することはできませんでした。すなわち、「オールスターでSG初優出&初優勝は不可能」であり、「オールスターで優勝する選手はSG優出2回以上の選手に限る」ということだったのです。
74年5月、第1回のオールスターで優勝した野中和夫選手は、その年にメモリアル→ダービーとSG3連覇したことでも有名ですが、野中選手のSG初優出は73年11月地区対抗(住之江)で、すでにSG初優出(6着)してからのオールスター優出でした。それから51年、定松選手がついにジンクスを破ったことになります。

GⅠ以上で優出せずにSG初優出初優勝は96年以降で初

これも非常に珍しいことですが、GⅠでの優出もなく、SG初優出でした。しかも優勝。96年以降、GⅠ以上での優出経験なく、SG初優出した選手をまとめました(表1-2)。8人いますが、優勝できた選手は定松選手だけなのです!

表1-2

1億円レーサーの年少記録

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