見出し画像

パチプロか、レーサーか…ファンの気持ちがわかる選手 / 5075中島秀治インタビュー

7月からA1級に初昇格する滋賀支部の成長株!

○パチプロか、レーサーか

──ボートレースとの出会いは?
大学を中退した後、フリーターとしてパチンコ店に勤務していました。その時、ボートレーサーを目指す先輩がいて、存在を知りました。住之江やびわこ、津にもレースを見に行きました。誰かの応援というより、舟券を買って楽しんでいたという感じですね。
レースを見に行くうちに職業としての魅力を感じました。知れば知るほど「これは楽しそうだ」と僕も目指すようになりました。将来はもう、『パチプロになるか、ボートレーサーになるしかない』…と本気で思っていましたよ(笑)。

──それまでスポーツの経験は?
剣道をやっていました。三段です。その経験がボートレースに生きては…いないと思います。

──養成所時代の思い出。
楽しかったですよ。成績もそんなに悪くはなかったと思います。養成所に入って初めてボートに乗ったんですが、恐怖心とかもなかった。モーターの整備も理解はできていたと思います。

──デビューしてからここまでは順調に成績を上げている。
そこは人が評価するところですからね。例えば同期の末永和也選手、ひとつ下の期には定松勇樹選手もいる。そこと比較したら自分の成長は遅いと思う。それでも、一般的に見れば早い方かもしれません。

──同県には頼れる先輩がいる。
守田俊介さんにはいろいろ相談に乗ってもらっています。ただ、レースのことをガチガチに教えてもらっている…というわけではないですね。この仕事はレースだけではない。レーサーとしての立ち振る舞いとか、いろいろアドバイスをもらったりしてお世話になっています。

──滋賀支部のムード
他の支部のことが分からない面はありますが、いい支部だと思いますよ。練習に関しても良くできる環境が整っています。

○A1級初昇格

──そんな中、前期は勝率6.62をマーク。1着回数もグンと増えて、7月から初のA1級昇格。
変えたことも、新たに始めたこともないんです。ただ、結果が出ない中で頑張ることは簡単なことではない。現実を突きつけられて、諦めが入ってしまう人もいる。うまい人は楽しいし、勝てるし、整備とか頑張れると思う。強いて言うなら、そんな中でも自分はデビューした時から変えることなく頑張ってきた。いつか結果が出る…と思ってやってきた。その成果ではないでしょうか。

──整備や調整面での変化。
プロペラの調整も頑張ってきたし、整備もできることをやってきた。引き出しは増えていると思います。その積み重ねだと思います。

──中島秀治のセールスポイントは?
ここは誰にも負けないとか、優れているとかはあまり意識したことはないです。上を見たら欠けているものしかない。旋回、スタート、整備…全部、欠けていますね。

──そんな中、今レースに向かうにあたって求めているものは?
足の方向性としては直線、スリット足は意識しています。とりあえず、下がってしまうと1マークで旋回ができないですからね。ただ、ビューンと攻め切るような足にはなかなかならないです。スリット足を重視しつつも、バランスは取っていきたい。得意コースもないです。1コースの時ならインの仕事を、2コースならそれに応じたレースをする…という気持ちです。枠に応じて調整も変わってきますし。

──今後の目標は?
デビュー当初は賞金王になるとかSGを勝つとかをみんな目標にしているし、自分もそうでした。だけど、走れば走るほどそういうことは考えなくなってきました。実際に自分はGⅠもまだ走ったことがない。GⅠで優出できれば「GⅠ優勝」が目先の目標になるかもしれない。なのでそのために今は目の前のレースで結果を出す。それが大切だと思います。
自分はオフの日に他の公営競技を楽しんでいます。ファンにとっては、優勝戦だろうが、一般戦だろうが関係ない。その気持ちがよくわかるので、僕は最終日まで全力です。それが舟券を買ってくれているファンのためにも大事だと思っています。

この記事が「よかった!」「おもしろかった!」「参考になった!」と思ったら、"スキ"と"マクールnoteのフォロー"を是非お願いします!

▼スマホマクール https://sp.macour.jp
▼マクールX https://x.com/boatmacour

#ボートレース #競艇 #マクール #舟券 #予想 #舟券予想 #ボートレース予想 #データ #舟券データ #中島秀治 #パチプロ #末永和也 #定松勇樹 #守田俊介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?