見出し画像

スーパーGⅡ全国ボートレース甲子園 万舟配当が続出する秘密と狙うべき選手

割引あり

初出場は中亮太ら9人 近況上々の毒島・吉川

毎回注目されるのが初出場者の顔ぶれだが、今年は9選手。とくに注目されるのは、東京で宮之原輝紀、大阪で上條暢嵩と、東西の大所帯で若手が初選出されたこと。宮之原は前期初の8点勝率を残し、上條も選考期間中、記念常連がひしめく大阪で最高勝率を残した。もうひとりスポットが当たったのが熊本の中亮太。このレースに初めて参戦する5000番台選手の栄誉をつかんだ。また出場選手のうち、近況で上位を占めるのは下の表2の面々だ。毒島誠は3月にクラシックを制覇。そのクラシックを含めてGⅠ以上4優出の吉川元浩が微差で続く。池田浩二も東海地区選快勝の後、優勝を重ねている。また菊地孝平は、児島周年→マスターズチャンピオン連覇と4月に入って大爆発。一般戦組では池永太や桑原悠が優出ラッシュで好調モードだ。

松井繁にドル箱水面の実績あり 地元で売り出せ!豊田健士郎

続いて、2020年以降に津の記念で好実績を残している選手をリストアップしていこう。下の表3も参照していただきたい。

まず最近の周年で優勝歴のあるのは峰竜太ひとり。昨年4月の71周年で高田ひかるを競り落として優勝を飾った。ただ68周年では予選落ちしており、津水面との相性が抜群というほどではない。長いスパンで見れば実績断然なのは松井繁だ。何といっても過去5回の周年優勝があり、最近は68周年やマスターズチャンピオンでも優出している。昨夏のプレミアムGⅠ・レディースチャンピオン覇者が遠藤エミ。強い追い風で水面も波立っていたが、その中を豪快なまくりで制したレースが記憶に新しい。

地元の三重代表・豊田健士郎は69周年で優出3着の実績がある。この大きな舞台でその名前を売り出したいところだ。

優勝戦はSG級が占めるが万舟配当も続出!

このレースは、SGのトップレーサーとB1級の選手が一緒に走る、他に例を見ない特殊なGⅡ(他のほとんどのGⅡはA1級とA2級が半々のあっせん)だ。まず下の表4を見れば一目瞭然だが、過去5回の優出選手30人のうち、GⅠ無冠は昨年の中村晃朋ただひとり。SG覇者が24人を占めている。ただし5回中3回はインが敗れており、またコース取りに動きがあったりして、決してイン安泰の優勝戦にはなっていない。

節間を通じて、技量差が大きいために堅いレースが多いが、A2級やB1級の伏兵が2・3着に食い込んでの穴決着も見られる。過去5回360レースで52本の万舟券が飛び出し、その中には5万舟以上の超大穴も10本含まれている。そして、これまでしばしば好配当に絡んでいるのが前川守嗣と高橋直哉。とくに前川は昨年の5日目8Rなど3回も超大穴に絡んでいて、穴党は目を離せない。

GW戦Vの22号機は微妙…

昨年12月に新競技棟が完成、同時に新エンジン、新ボート、新ペラへ更新された。相場が固まり始めた頃から、エース機の看板を背負っていたのは72号機。

ここから先は

1,157字 / 2画像

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?