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石野がいない!〜グラチャンポイントの不思議〜

25日から尼崎でSG「第34回グランドチャンピオン」が開幕します。
出場資格は選考期間のSGの優勝戦完走者などなど。そのため「SGの中のSG」と呼ばれる大会だ。初日12Rで争われるドリームは、その出場ポイント、いわゆる「グラチャンポイント」の上位者がズラリと並びます。その6人を眺めていると……。あれ?石野貴之がいない!
昨年はオールスター、そして年末の1億円バトル・グランプリで優勝したのに!でも得点に間違いはないですよ?1位は294点の茅原悠紀、以下、273点の磯部誠、271点の桐生順平、266点の池田浩二、250点の毒島誠、248点の宮地元輝。石野は243点しかないのだ。

そもそもグラチャンポイントって何?

初日のドリームメンバー

意外と勘違いをしている人は多いが、グラチャン(出場)ポイントとは、SGの予選ポイントのこと。予選の1着から順に10・8・6・4・2・1と得点が与えられる。(ドリームは点増しがあって6着でも5点)。もちろんSG優勝戦完走者は優先出場となるのだが、ドリーム戦は予選ポイントの上位6人が選出される。すると石野は昨年、チャレンジカップに出場していない。ここで予選の得点を稼げなかったため、いくらSG2大会で優勝しても、ドリーム入りに届かなった。

グランプリ2nd組は不利?

そしてもう一つ。グランプリの2nd組ということも大きな要因だろう。2nd
組はトライアルが3走しかない。つまり3連勝、MAXでも30点しか得られないのだ。グランプリシリーズを例に挙げる。以前はGIだったが、SGに昇格してから、グラチャン選考の対象レースとなった。そしてその予選6走で1着を並べれば、最高で60点が入る。最高峰のグランプリで30点なのに、シリーズで60点なの?とボヤきたくなるほど、この差は非常に大きい。
ちなみに馬場貴也は233点だったのだが、こちらはグランプリでの妨害失格による減点15があったためだ。

結論:優勝なしでドリームに乗れるグラチャン

茅原は昨年のSGで優勝はなかったが、前人未到の年間6大会で優出。それだけ予選で優秀な成績を収めて準優に勝ち進んでいたからこそだ。6号艇の宮地に関しては、優出はメモリアルの1度だけ。それでもドリームに選ばれたのだ。

「大した成績を残していないのに、なんでドリームなの?」と思っていたアナタ!グラチャンは選考SGの予選1走1走の積み重ねなんですよ~。



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