地テシ:376 いよいよ「バサラオ」の幕が開いたよ!
去る7/7、七夕の夜に博多座で幕が開いた劇団☆新感線「バサラオ」。なんとか、ええとバタバタしながらもなんとか、無事にスタート致しました。いやあ、とにかく歌もダンスも立ち回りも、全てがてんこ盛りなので舞台稽古が大変でしたが、なんとか間に合いましたよ。
初日が開いてから約一週間。おかげさまで連日、多くの皆様にご覧頂いております。特に、4年前に福岡公演が全ステージ中止になってしまった「偽義経冥界歌」をご覧頂く予定だった方々にも見て頂けたようでして、少しだけではありますが溜飲を下げて頂けたかもしれません。いや、もちろん替わりにはならないのですけれども。その節はご迷惑とご心配をお掛け致しました。
今回もまた生田斗真さんをセンターにして、その魅力を思う存分ダダ漏れにして頂いております。その斗真さんを支えるように、そして追い立てるように寄り添っているのが中村倫也さん。今作はこのTTコンビの魅力に尽きるのかもしれません。その辺りをどうぞお楽しみに。
博多座のロビーにはいくつもの売店がありまして、それはそれは様々なモノが売られておりますが、当然ながらパンフレットやアクリルスタンドなどの本公演オリジナルグッズも販売されております。
その中にはピンク色の可愛らしい扇子もあるのですが、実は本編中の二幕中盤にその扇子を振るとなんかいい感じになりそうなシーンもございます。季節もちょうど暑い夏。そろそろ扇子が欲しいな、なんて思っていらっしゃる方がおられましたら、この機会に如何でしょうか。
さて、そんな「バサラオ」が始まったばかりのトコロで恐縮ではありますが、私の次回出演作の情報が解禁されました。まあ解禁されたんじゃあしょうがない。ピラッと解禁しましょうよ。
1999年に遊気舎によって上演されました「FOLKER」。話題作だったのですが、フォークダンスシーンでの登場人物の多さなどがネックとなってその後長らく上演されておりませんでした。その名作が25年ぶりに再演されるのです。
今回は大阪国際文化芸術プロジェクトの一環として上演されるので、大阪公演だけしかありません。そして、出演者のほとんども大阪にゆかりのある人々となっております。
作・演出はもちろん後藤ひろひとさん。後藤さんの作品に出演するのは本当に久しぶりです。キャストは初めてご一緒する方々が多いのですが、中には久しぶりの共演となる知り合いがいるのも嬉しいところ。
かなりの部分が書き直されるとのコトですので、初演をご覧になった方も、今回が初めての方もお楽しみ頂けると思います。
公演は2025年2月14日〜23日に大阪市福島区の堂島リバーフォーラムにて。大阪公演のみですので東京や他の地方の方々にはご面倒をお掛け致しますが、たまにはそんな公演があってもいいよね。観光がてらに大阪にお越し下さいませ。
チケットの発売は今年の9月頃を予定しているようですので、それまでは「バサラオ」をお楽しみ頂きながらお待ち頂きたいと思います。どうぞよろしく! おっしょい! おっしょい!