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地テシ:328 雅叙園とバサ2衣裳展!

劇団☆新感線「天號星」大阪公演に2ステージの追加公演が出ましたよ!

追加公演が出るってコトはチケットの売れ行きが大変良いというコトで喜ばしいことであります。ありがとうございます。でも、大変ありがたい話ではあるのではありますが、我々としましてはその分大変になるってコトでありまして、悲喜こもごもといったところで御座います。いや、嬉しいんですよ。ありがたいんですよ。ただ体力的に大変そうだなあ、と思ったり思わなかったり思ったり。

そして、先日無事に千秋楽を迎えましたNAPPOS PRODUCE「嵐になるまで待って」の制作さまより公式写真も届きました。

ちょっとユルめにというリクエストでこの表情

改めて楽しくて元気なカンパニーだったなぁと思います。私も久しぶりのサンシャイン劇場で楽しく元気にやらせて頂きましたよ。


さて、そんな「あらって」上演直後で「天號星」稽古中の私でして、稽古本番稽古と実に忙しくしておりますので、お楽しみの散歩もままなりません。いや、散歩なんてのは暇になったら行けばいいだけの話なのですが、行けないとなると行きたくなるモノなのです。でもねえ、とにかく暑いし。ホントに暑いし。炎天下で散歩なんかしちゃいけません。
だもんで、ここ一ヶ月ほどに仕事がらみで行った二ヶ所の散策をご紹介したいと思います。

まずは「天號星」製作発表で行った目黒雅叙園から。

あの豪華な製作発表は目黒雅叙園にて行われたのですが、スタンバイ中にちょっとだけ時間があったのでチョロチョロと見て回りました。私も30年程前に友人の結婚式で来て以来の雅叙園だったもんですから興味深く拝見しましたよ。
目黒川沿いの断崖を活用した広大な敷地ですから何かの跡地かと思って古地図で確認したら、明治期には岩永邸という邸宅があったそうで、それを増改築して開業したそうです。ちなみに江戸時代には明王院という寺院があったようですよ。

優雅な《むくり屋根》が印象的なエントランス
エントランス手前には八百屋お七がらみの「お七の井戸」も
緩く湾曲しながらゲストを誘う豪華な回廊
純和風なんだけどどこか中華風な招きの大門
立派な日本庭園と日本料理店があるんだけど…
上から見たらこんな感じ。吹き抜けの中に収まってるのね

館内には様々な装飾が施されており、まさにゴージャスかつ雅び。そんな中、個人的に気に入ったのがこちらの盆栽風ライトです。

サイバーボンサイあるいはゲーミングボンサイ

いや、もちろん綺麗だというコトもありますが、これを見た瞬間に「ゼルダの伝説ティアキン」の《カガヤキの実》じゃん、とか思ってしまったのですよ。カガヤキの実は骨系の敵に投げつけると瞬殺できるので重宝しているんですよ。
ちなみにティアキンのカガヤキの実ってのはこんな感じ。

そのまま投げてもいいし矢の先に付けて撃ってもいい

ほら、そっくり。カガヤキの実は《瘴気の手》にも結構効くので便利ですよ。

いやホントはね、雅叙園といえば忘れてはいけない東京都指定有形文化財である百段階段のある旧館も是非拝見したかったのですが、さすがに時間がなくて行けませんでした。昭和10年に建てられた木造建築なんですよ。いつかは行ってみたいと思っております。


さて、次は日比谷シャンテの三階で行われている「薔薇とサムライ2衣裳展」の話を。ゲキ×シネ上映を記念して行われているのですが、ただ衣裳が並べられているだけじゃなくて色々と気合いの入った展示となっておりました。衣裳展なのに小道具の充実度がハンパない。

インディ高橋くんの几帳面さが出ているディスプレイ

私の演じたケッペル先生の衣裳はデルソル島仕様。この格好をしているのは舞台冒頭だけですけどね。

ちなみにこのようにブルブルの実を持っているシーンはありません

衣裳展は8/24(木)までですから、気になっている方はお早めに。

意外と広い会場。日比谷シャンテの三階ですよ

なお、私とよくお散歩している保坂エマさんがこの衣裳展のレポートをしておりますよ。

高田聖子さんとインディ高橋くんと共に衣裳展を楽しんでいるPodCast的な番組になっておりますので、観に行く方は音声解説的な使い方で、観に行けない方でも行った気分になれるので是非。


そんなこんなの八月半ば。全国的に台風7号の影響を受けそうなお盆ですので、皆様もどうぞお気を付けてお過ごし下さいませ。