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地テシ:373 もうちょっとだけ「Rise of the Ronin」

 前回に書いた6月のゲーム発表会といえば6/18のニンテンドーダイレクトでも色々と新情報が出てきましたね。もろもろ気にはなりますが、やっぱりついにゼルダ姫が主人公になった「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」に注目すべきでしょう。色んなモノを借りて出現させることによって進めて行くみたい。
 アイデア次第で攻略の仕方に様々な手段がありそうなので「こんなコトしてみたりして〜」みたいなトライができそうで面白そうです。9/26発売ですって。


 さて、先日にも書きましたとおり、ここ最近はずっとPS5の「Rise of the Ronin」(以下ローニン)をプレイしてきた私。久しぶりにキチンとエンディングまでプレイできました。楽しかったなあ。さあて、次はどのゲームをプレイしようかな。
 いやいや、間もなく博多に行かなくちゃいけないんですよ。一ヶ月以上も行かなくちゃならないんですよ。そしてPS5は旅に持って行くにはちょっとデカ過ぎるんですよ。
 だもんですから、今からPS5の新作に手を出すワケにはいきません。中途半端なトコロで止まっちゃうからね。そしたら気になっちゃうじゃない。

 そんなワケで、いまだに「ローニン」をちょこちょこプレイし続けています。過去のミッションをやり直せる《留魂録》という機能を使えば選択肢を選び直せるので、倒幕派ルートでクリアした後でも佐幕派ルートでやり直せます。
 他にも、道場で色んな人たちと鍛錬したり、贈り物を贈って親密度を高めたり。見返りとして色んな武器や防具や経験値のようなモノも貰えたりするので結構楽しいんです。ついでにトロフィー(やり込み具合を示す目標)も集まってきたのでトロコン(トロフィーコンプリート)も目前です。

 なんだかんだで長期間プレイしてきた「ローニン」。ちなみにプレイ時間は今で130時間ほど。どうやら私はこのゲームが気に入っているようです。程よい難しさの戦闘、レスポンスの良いアクション、江戸や京都を舞台としたオープンワールドなどなど、このゲームの良いところはいくつもあるのですが、個人的に私が気に入ったのは次の二点です。

 一つ目は《武器の種類や流派が多く、それぞれに異なる華麗なモーションがある》コト。
 なんだか殺陣の多い劇団に所属しておりますので、剣戟アクションが好きなんですよね。だもんですから、色んなタイプの剣戟アクションを繰り出せるのが楽しいんですよ。もちろんほとんどがリアルなモーションなのですが、アクロバティックだったりちょっとフィクショナルなモーションもあったりするのがまた楽しい。
 また、敵の動きを読み切って連続で弾き続けると相当に気持ちいいんですよ。こちらはノーダメージだし、敵には隙ができるので攻め放題になるしね。弾きのモーションもカッコイイし、それによってスタイリッシュな闘いもできます。
 敵の攻撃を弾いたり見切ったりすることが必須のシビアなアクションゲームは苦手だったのですが、「ローニン」ではそれほどシビアではないので随分と楽しめました。少しは巧くなったような気がします。ま、偉そうに言っても所詮はイージーモードなんですけどね。


 もう一つは《幕末の歴史に興味があるほど楽しめる登場人物とストーリーと小ネタが多い》コト。
 黒船来航から江戸無血開城までの動乱の時代を、しかも倒幕派と佐幕派の両方で楽しめる上に、数多くの登場人物たちと仲良くなれてしまえるんですよ。凄腕の浪人としてどちらの陣営からも頼りにされちゃうので、なんだか達人になった気分になれます。坂本龍馬とか桂小五郎とか西郷隆盛とか近藤勇とかに「お前は凄い! 力を貸せ!」とか言われてみたいと思いませんか。そんな浪人になれちゃうんですよ。
 親密度が上がると色んな会話もできるのですが、それらのエピソードトークもよく知られた話からマニアックな逸話まであって興味がそそられます。
 もちろん事実だけとは限りませんし、いわゆる人口に膾炙した眉唾物のエピソードとか、オモシロおかしく誇張された逸話とかもあるのでしょうが、それもまた面白くて楽しめるんですよね。
 同様に、幕末の有名な事件に参加できるのも嬉しいポイント。英国大使館焼き討ちとか桜田門外の変とか池田屋事件とか禁門の変とか、歴史の授業で習ったコトのある数々の事件に絡んでいけるんですよね。
 無血開城の下準備のために幕府の使者として西郷隆盛に会いに行くのは山岡鉄舟のはずですが、「ローニン」では主人公が行きます。そんな感じで歴史の登場人物になったような気分にもなれるのです。


 要するにこのゲームは剣戟と歴史が好きなゲーム好きに訴求できる作品であり、私がその路線にまんまとハマってしまったというワケです。このターゲット層は意外と多いのではないでしょうか。
 まあ、地形が実物とちょっと違うとか、カメラが壁に埋まってしまうと闘いにくいとか、いくつか気に入らない点はありますが、大変楽しくプレイできました。

 いや、実はね、トロコンしたんですよ、ついさっき。この原稿を書き溜めている合間にね。PlayStationでトロコンしたのは「Ghost of Tsushima」以来ですが、どちらも日本の史実を舞台とした剣戟オープンワールドだってのが面白いですよね。どれだけ好きなんだよ、剣戟、どれだけ好きなんだよ、歴史。まあ、それほどまでにどちらも面白かったってコトですよ。


 さあて、次はどのゲームをプレイしましょうかね。ていうか、福岡にはどのゲーム機を持って行きましょうかね。
 いやいや、それどころではありません。「バサラオ」の稽古も大詰めです。もう大騒動です。殺陣もダンスも大盛りです。要素が全て特盛りです。トゥーマッチです。
 ゲームよりもまずは「バサラオ」の幕が無事に開くことを目指しましょう。明日、というか日付変わって今日6/23の朝10時から「バサラオ」東京公演の一般発売も始まります。福岡から東京、大阪と最後まで無事にバサれるコトをお祈り下さいませ。
 今作はもちろん主役の生田斗真さんがメインなのですが、対をなす存在の中村倫也さんがまたカッコいいんですよ! 倫也さんファンも大注目ですので、どうぞご期待下さいませ!