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KUTO-10「自慢の親父」東京公演はじまるよ!

私、粟根は劇団☆新感線の劇団員として舞台を中心に活動しておりますが、実はチラシデザイナーでもあります。いや、ありました。あったんです。やっぱねえ、今となっては舞台で忙しくてほとんど作れなくなってしまったんですよ。
なのですが、1989年といいますから今を去ること35年前からチラシを作らせて頂いている団体があります。それが工藤俊作プロデュース プロジェクトKUTO-10さんなんです。旗揚げ公演からほぼ全ての作品のチラシを作らせて頂いております。

関西(まあ、関西以外も)の小劇場に拘っていて、若くて(まあ、若くなくても)勢いのある(まあ、勢いはそれほどなくても)優秀な劇作家さんや演出家さん、俳優陣に活躍の場を与えるプロデューサーとしての腕が光ります。最近では作品ごとに作家・演出家が変わるので、その度ごとに作風が変化するのも面白いんですよ。
ドタバタとしたギャグコメディから心の内面を探るようなシリアスプレイまで、様々な劇作家さんの魅力を発掘し続ける姿勢には頭が下がります。

そんなKUTO-10さんの最新作「自慢の親父」の東京公演がいよいよ3/20(水祝)から下北沢のシアター711で始まりますよ。なにやら妙なタイトルだしチラシもちょっとコワめではありますが、内容は嘘が嘘を呼ぶという不条理だけどポップなシチュエーションコメディだそうです。
百戦錬磨の俳優陣による上質な作品になりそうですので、気になる方は今週末、下北沢のザ・スズナリの隣あたりにGO!
私もスケジュールが合えば観に行くつもりですよ。なんか、今回、楽しそうだからね!


あ、そうそう、今回のチラシは実は映画「ゴッドファーザー」風にしてくれというコトだったのですが、そのまんま真っ黒で作るとちょっと怖くなりそうだったので
白場を多くしました。山田徳春さんによる写真の素敵さを前面に押し出してみましたので、すっかりムービースター気取りの俳優陣を愛でて頂ければ幸いです。特に保さんが渋カッコいいよね!