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50日後のランチボックス(みたびおしらせなど添えて)【Sandwiches #50】

 駄文に駄文をサンドしてお届けしておる「Sandwiches」もキリよく50日目を迎えました。やあやあ、よくもまあ飽きずに続けたものよ、とそれよりも、ここで読んでくださっていた方がいるとしたら、まずはその優しい御仁に感謝をお伝えしたい。永遠とつづくかと思われた #stayhome シーズン、その恐ろしい空白感を埋めるべくはじめたこの連載は「誰のためでもなく自分のために」と第一回にのべたようなスタンスを標榜しつつも、やはりか毎日いただくあたたかなリアクションなしにしては成り立たなかったであろうと思います。

 長かった隔離的状況もすこしずつ緩和され、50日前(ふりかえれば4月9日でした)とはまた別種のmoodただよう皐月の暮れです。これからの生活についてはひとそれぞれでしょうて、わたし個人の話をすると、この連載おきまりの導入で繰り返しているように「元どおり」とはまだまだ言えぬがそれでも、わずかながら慌ただしさを増してきた。

 うれしい反面この数ヶ月のあいだに緩みきった諸感覚をもってたじろぐ気持ちもあり、なんだかあれよ、急にメリーゴーラウンドが高速回転し始めたような、振り落とされそうな恐ろしさでありますよ。気づけばもうだものね! 鏡をのぞけば病的にあおっちろい頰の男が弱々しく笑っておる、首にはシップを貼って、くしゃくしゃのシャツを着て……しっかりしっかり、大丈夫やろうか。

 そんですっかり毎日の習慣と化していた「Sandwiches」の連載もこれまで通りにはいかぬと、そんな予感もあってわたし考えました。まだまだ「楽曲紹介」だって終わっておらんし、ここで切り上げるのは怠慢やろう。しかしてこれまでと同様のヴォリューム(毎度たいした文量ではないのよ、わかってますのよ)で続けるにはちとヘヴィ。12時きっかりに「更新」ボタンを押すのだけが生きがいやったが、それも今後はどうかわからん。きっかりに押せないのはしんどい!「noteプレミアム」なるプランに加入すれば予約投稿機能なんかも使えるようですが、うぬぬぬぬん。

 ここで結論を申しますと、引き続き毎日投稿することに決めました。ただいくつか変更点もあるので以下におしらせいたします。全部で4つ

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①マガジンをリニューアル

 これは瑣末な部分。#1から本日の#50までを「Sandwiches Season 1」として、明日からの記事は心機一転、「Sandwiches Season 2」なるあらたなマガジンをつくってそちらにスクラップしてゆきます。ぜひフォローを!

②更新時間の変更

 連載当初は朝8時ごろ、途中の変更後は12時ちょうどの更新を守っていましたが「Season 2」はランダムな時間に更新となります。これまで通り、更新直後にTwitterやInstagramといったSNSでお知らせするのでウォッチしていただけたら幸いです。

③フリー・テーマの記事は短めに

 「短め」なんて漠然としていますね。一応これまでの「Sandwiches」ではお便り返信などをのぞいて原稿用紙4、5枚ぶん(1600~2000字)を基準に雑文を書きちらしてきました。今後はより簡潔に、1、2枚ぶんにまとめるチャレンジをしてまいります。

④「楽曲紹介」シリーズは継続

 ただし! 隔日の「楽曲紹介」に関してはこれまで通りのヴォリュームで掲載してまいります。途中からめっきり短くなったら、はんぱだものね。「Season 2」では一日置きに、短い記事と長い記事が交互にあがってゆくイメージです。

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 以上になります。大半の方にとってはどうでもよい、形式張った部分の話だとは承知の上ですけれどもよ、なあなあなルールのもとで書くのもアン・ヘルシーだもんでここに宣言させていただきました。

 海外ドラマでもたまにありますね、名ばかりシーズンをまたぐだけで話はずうっと地続きのまますすんでゆくタイプのあれみたいやね。ここらでどんでんがえしのひとつやふたつ、用意しなくっちゃ(だいぶ先回りになりますが、「楽曲紹介」シリーズも終えているであろう7月以降はまた新しい展開を考えています)……。

 ひとまず明日より「Sandwiches Season 2」はじめてまいります。Still「自分のため」とは宣いつつ、このわずかな変化が読者のみなさまのもとにちょっぴしの感慨でも喚起してくれたらと願う次第です。ちょっぴし。

●本日の一曲

「本日の一曲」コーナー、最近忘れてなかったかしらん。ゆめとまぼろしのあわいをぬって、うつくしく日本語の響くこちらをどうぞ。

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 そういえばお便り返信もマイペースにつづきます(今日掲載できなかったものも、明日以降順番にご紹介させていただきますね)。

●ペンネーム:Cbcさん

甲子園中止になっちゃいましたね😢

>>そうだ、そうなんですね。小学生のころに一度だけね、地元のゆかりある高校が出場するっちゅうんで甲子園球場まで夏の甲子園を観に行ったことがあります(正直その場の雰囲気はあまり覚えていないのだけど、ちょうど東北高校時代のダルビッシュ選手が投げていました)。

 実は福岡ダイエーホークスのファンクラブにも入っていたくらいでわたし、昔は野球を観るのも遊ぶのも好きやった。今ではすっかり見向きもせぬ、インドアな方向に舵をきってしまったが、郷里にいる家族はみなわたし以上に野球が大好きで、甲子園だって毎年ムック本を買ってきては勝敗の予想だのなんだのとキャッキャしていたから、中止の知らせに悲しんでいるかもしれんです。

 とまあ家族はいいのよ、ただ選手や大会に関わる人々の気持ちを考えるとなおのことつらい。はやいとこ、みんながそれぞれのすきをすきなだけ享受できるようになってほしいですね。わたしもパーティしたいもの。

(お便りは下記フォームにて募集中です。不足中(!)なのでぜひに↓)

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