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音楽について書こう 〜メイソン〜 (その2)

  「ちくわぶ」  そう、それは魅惑の食べ物…………ではない!なんか後々調べると関東、それも主に南関東でしか主流の食べ物ではないらしい。しかも西日本の人は知らない人までいるようなのだ。東京に住んでると地方ローカルなんてものはあり得ないと思っていたので、結構な驚きである。ちくわぶについての記事を載せたので参考にしてほしい。

  さて本題だが、前回のブログで最後に投げかけたメイソンのツイート。メイソンは推し色が白なので白い棒ならなんでもいいから振って応援してほしいという趣旨のものである。ペンライトは持っていないので、まあシャレでちくわぶでも持って行こうと、ちくわぶなら真空パックだし持ち運びもしやすいし、コンビニにはなくてもスーパーならまず間違いなく売ってるので、ちくわぶ持参で参戦することにした。いつのライブが最初かは覚えてないけど、それが後々ライブ必須のものになってしまうのだ。
  ちくわぶ持参でライブに行きはじめたころは、キャッチミーのほかのメンバーと絡むことはまったくなかった。そのころかな?たぶん新メンバーが入るからかワンマンか、はたまたCDの手売りだったか、何かしら理由づけがあったと思うけどメンバーが配信をしだしたんです。そこにおじゃまさせてもらったりしたのが、キャッチミーのメイソン以外とのメンバーと初接触となりました。初接触してわかったのはちくわぶ振ってるオッサンが認知されていたということwwそんなわけでキャッチミーでは、メイソンだけでなくほかのメンバーともチェキなどでの交友が始まり頻繁に行くようになりました。

  メイソンに限ったことではないが、メイソンの属するPcycleという事務所。ここはパピプペポは難しいというグループのいるところで、前回のブログに出ていた深夜イベントの主催をしていたところである。この事務所のグループのメンバーは、なんというか人間味あふれる人たちが多く本音でやり取りできると感じられるので非常に安心感がある。事務所の雰囲気というのはオタクたちにも浸透、或いはだからこそそんな人たちが集まるということなのか、言葉としては足りないけど類友でアットホームな感じなのだ。

  あとこれもメイソンに昏倒する原因のひとつだ。

  つまりのところ、メイソンが公式にケンモチさんに触れたということだ。ブログの前述の通り、水曜日のカンパネラの一員でトラックメイカー担当のケンモチさんのところまでたどり着いたのだ。こちらとしては自分のカテゴリに入ってきたので食いつく以外ないのだ。このことで彼女がDJをするときの楽しみが増えたし、より音楽について話せる機会となった。メイソンのツイートでは「きいてるやつ」と題してさまざまな楽曲を教えてくれる。自分としては手をつけなかったジャンルの曲を知る良いコンテンツとなっている。それによってメイソンの音楽観というのも伝わってくる。
  そんなこんなで人間として興味を持って、音楽観での共感や交流をして、メイソンという人間がますます好きになっていきました。メイソンはあくまでこちらの感覚なのだがアイドルをやってるということ、グループに所属してるというのが、なんか不思議な感じがする。

  そしてメイソンは自分なりの答えを見つけるために卒業という道を選んだのだ。

  今まで自分が推していたものは、いつも悲運の別れだった。キミノマワリ。の斎木まことは、奇跡的に回収こそできたが、別れも言えずに終わってしまっていた。ブクガは匂わせはあったが、告知もなく2021.5.30のライブを最後に削除されてしまった。準備も覚悟もなく目の前から忽然と消えてしまうことはやはり悲しい。それこそ水曜日のカンパネラだってコムアイ時代に自然消滅ともいえる形で現場に長らく休みが続いた。しかし今回は違う!思いっきり見届けることができるのだ! メイソン自身も覚悟を決めているし、これから先に何をするかわからないけど、アイドルとしてのメイソンが好きな人には大変申し訳ないのだがワクワクでしかなかった。そして自分自身もブクガから続いたドルオタにけじめがつくときがついに来たので、ドルオタを辞めるつもりでいました。(とは言えワンマンとかデカいのは顔出すつもり、普通の対バンイベントにはもう行かないかなと)

  メイソン自身は、キャッチミーを最後まで全力でやりきる。

  推しの卒業に立ち合えることは、今までにできなかったことだから、オレも悔いが残らないように全力でちくわぶを振りきってやろうと思った。
  かくしてメイソンブーストのかかったオレは燃え尽きる覚悟でキャッチミーに通った。

  不思議なものでキャッチミーの中でパフォーマンスをしているメイソンの良さを再認識できる期間になったと思う。このままでもいいのにという気持ちさえ生まれて、惜しい気持ちにもなった。でもメンバーたちと袂を分かつメイソンはもっと気持ちが強い。

  対バンイベントやワンマン等を経て、ついに12月16日が来ました。

本日の現場はこちら でした。


  ついにこの日がやって来ました。ここから出るときにはメイソンはアイドルではなくなっている。オレもドルオタからの卒業。

ボードのイラストを描かせてもらいました。

  オレがちくわぶを振るのもおそらくは最後。悔いのないように思いきり振りました。そして、メイソンの声明です。アイドル界に身を置くようになり、さまざまな人たちや音楽に触れ合っていくうちに自分で新しいグループを創りたい!という結論に至ったようです。メイソンらしいし、メイソン自身もこの声明で述べた「何かを変えることができる人間がいるとすれば、その人はきっと大事なものを捨てることができる人だ。」という進撃の巨人のアルミンのことばを実行したことになった。ひとつの区切りがついたけど、これからどうなるのか。じっくり見守っていこうと思う。

最後はメイソンに介錯してもらいました。

 
そしてオレはドルオタを辞めるべく白装束を身にまとい、ちくわぶで散るのであった。

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