音楽について書こう 〜水曜日のカンパネラ〜 (その6)
さて急ぎ足でコムさんを終わらせてしまったのだが、コムさんが水曜日のカンパネラの活動をほぼしなくなっていたときに、トラックメイカーであるケンモチさんはXiangyuだったり自分のソロだったりと水曜日のカンパネラとは違う仕事をすることができたのだ。それによってきっと音楽の幅がさらに広がったことだろう。実際に新しいジャンルの音楽を取り入れて発信していた。またソロでのDJイベントでの選曲で自らの曲を流したり様々な楽曲提供やMIXなど多岐にわたり活躍していた。
そんなときにテレビ番組『有吉ぃぃeeeee！』の企画で曲を作ることになりケンモチさんに白羽の矢が立ったのだ。番組内の紹介で水曜日のカンパネラのケンモチヒデフミと紹介された。正直、自分は違和感を感じた。その頃に水曜日のカンパネラはまったく活動していなかったからだ。多くのメジャーアーティストの曲を手がけているのだから、単独で｢ケンモチヒデフミ｣と紹介された方が道に入っているからだ。
しかし、それから程なくして水曜日のカンパネラを名乗る理由がわかる時が来るのであった。
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まさかのコムアイの脱退、そして詩羽の加入！こんな手があったのか！
インスタライブではコムアイから詩羽にバトンが渡される様子を見ることができた。そんなわけでケンモチさんが『有吉ぃぃeeeee！』に出てたころには詩羽も決まって曲も作ってたんだな、だから水曜日のカンパネラ名義での紹介だったんだなと合点がいきました。
ってなりゃライブですよ！早くライブしてくれないかなー？あの頃の日々が帰ってくるのかなー？ってなりますよね。そしてお披露目が決まります。2021年10月8日に新しくなった渋谷PARCOでのライブです。おそらく岡山県で行なわれた桃太郎フェスがコムアイ最後の水曜日のカンパネラだったはずなので、2019年9月15日から754日！約2年ぶりです。
渋谷PARCOに行きます！するとカンパネラーの仲間たちも集結してきます。いよいよ新章が始まる！その瞬間を見ようとみんな集まってきました。カンパネラーのひとりの子が言ってたけど、大きな石をひっくり返したみたいにたくさんの虫たちがわらわら湧いて出てくるみたいな、そんな感じに数年ぶりに会う人たちとの再会もありました。
よいこは決してマネしないでください！
なんかフツフツといろんな気持ちが盛り上がってきます。再び水曜日のカンパネラのライブがはじまる！あー詩羽いるー！きゃー！なんて思いながら、水曜日のカンパネラがはじまるまでのライブを楽しみます。
新曲がいきなり流れる。新しいんだけど、これこそ水曜日のカンパネラの曲！会場で流れるサウンド！あぁ〜帰ってきた！そして詩羽登場！
新曲2曲を引っさげ6曲を歌いあげます。まだ声出しができなかったけど、ライブの雰囲気、流れる音、いつもの仲間たち、この空気を堪能できる悦び。ここからまた始まるんだ、という期待感。さまざまな思いのまま、2代目ボーカル詩羽の誕生を噛みしめることができました。これから一体どうなるのか！
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