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「機会」が「手の届くところに」あること

4月からスタートしたシングルマザーのためのセルフケア講座が始まって2か月、参加者数はのべ300人を超えました。これだけ短期間で、こんなにたくさんシングルマザーと出会えたのは初めてです。

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講座は5月までの予定でしたが、継続を望む声が多く、その成果も実感していたところだったので、多方面からご支援を頂きながら6月も実施できることになりました。

講座が始まって2か月ですが、初めてご参加の方も多く、まだまだ必要としている方がいらっしゃるのがわかります。「機会」「手の届くところに」あるというのが、とても大事だと実感しています。身近にひとり親の方がいらしたらぜひ教えてあげてください。

一方で、リピーターの方が、じわじわと元気になり、力をつけていく様子も確実に見られて、人間の持つ無限の力に感動します。ひとつひとつの言葉が力強く、エンパワメントが起きていることも感じています。

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この講座を立ち上げる前からしんぐるまざあず・ふぉーらむさんに助言を度々頂き、あらゆる形でご協力を頂きました。いまだ大変なケースの支援を勢力的に行い、ひとり親お一人お一人の尊厳を尊重しながら、人の力を信じてエンパワメントも大切にしていらっしゃる姿勢をとても尊敬しています。代表の赤石さんも、講座に参加してくださり、参加者の様子をみて、推薦文を書いてくださいました。

アンケートに寄せられた参加者の声をテキストでもご紹介します。

単なる感想だけでなく、とても力強く、前向きな言葉が綴られています。

●近い将来、誰もが参加できるようになるといいですね。シングルであることは決してネガティブなことではなく、自立した素敵な大人のプロセスだと肯定する世界にしたいです!
●母親は子供にとっていちばん身近な大人、影響を与える人。母子ともに離婚を通してなんらかの傷を負ってると思います。子供の幸せを願うからこそ、子供にとって安心して安全な、穏やかな環境を願うからこそ、母親自身が自己肯定感を高め、子供の自己肯定感をあげたいです。それが出来る講座だと思います。
●先生も参加者の方も自然体なのに癒されます。寝起きなラフなまま参加出来るのはオンラインならではのリラックス感でとても参加しやすいです。日常に取り込める短いセルフケアは、ストレッチってこんなに効果的だったっけ?と思うほど新鮮です。今までヨガ、バレエなど経験あるのですが初めての体感。それほど身体が縮こまる生活が長かったせいなのかそれだけメンタルやられて来たからかなんなのか。
●支援金で開催された講座という事に意義があると思いました。受講料が無料という事で手助けを必要とする人に手が届きやすく、活動を多くの方に知ってもらえ、個人的には今回の受講で「支援する」事を意識する事ができました。子供達に今回の講座開講の経緯とマドレ基金の話をしたところ、特別定額給付金の一部を送ろう!と頼もしい提案がでました。そして何よりもマコ先生の笑顔に救われました。どんな状況であっても私もいい笑顔で人と接する事ができるようになりたい!と思いました。セルフケアで母親を笑顔に!

初めてのご参加者の声

●先生も参加者の方も自然体で、緊張感がほぐれました。先生の声も話し方も聴き心地が良かったです。
●身体がすごく楽。そして身体と共に気持ちも軽くなった
●初めて参加して、そのあと、とても肩がラクになったのと対話の時間でお話できてなんだかほっとしました。
●シングルマザーの支援は色々あれど、体と心のケアという観点での講座は初めてでとてもよかったです。こういうのを求めていました。
●気持ちが少しネガティブになり前向きになれなくても、参加してみると、人と関わり合う事でわだかまりがほぐれるのを感じました。
●シングルになって、フィットネスは遠い存在でしたが、今回のような機会をいただいて、思い切って参加してみて、自分の身体に気を向けることができました。
●体を気持ちよく伸ばせて、身体が軽くなった。皆さんと話もできて、気持ちも軽くなった。

この新型肺炎の騒動をきっかけに急遽、立ち上げた講座のおかげで、この短期間でたくさんのシングルマザーと接する機会に恵まれました。この春、自分の子どもは家を出て社会人になりましたが、自分自身のひとり親の経験を生かして、今がんばっている現役ひとり親世代に貢献できることはとてもやりがいのあることです。

ひとりで子育ての責任を引き受けているひとり親の人たちが精神的・身体的に元気でいることは、子どもにも大きな影響があることは間違いありません。子どもは社会の宝。誰かに責任を押し付けるのでなく、みんなで支えていけるようにしていきたい!

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