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(考察)GH6 79時間耐久Recはなぜ失敗したのか【完結編】

さて、検証の結果 GH5M2が100時間連続Recできたとともに、GH6がCP+で失敗した原因を考えるもいくつもあって結論は出ませんでした。
そこで、再び検証を行ってみることにしました。

もうここまで来るとLUMIXの名誉なんて関係有りません。
ただ知りたい一心ですw

追加検証:SDを変え、室温や条件をCP+に近づけて検証してみる

今回は前回と条件を変えて64GBのSDを使用します。
公式は256GBのSDを使用して約30時間(10回目のループ・11回目の記録中)に止まったということなので、64GBのSDならループの周期を短くすることが出来ます。

そこで(ループ記録中のエラーが原因だとすれば)8時間~9時間ほどで録画停止する可能性が高いと考えて、64GBのSDにしました。

前回は気温が低めでしたが、できるだけCP+会場の状況に近づけるため、ストーブを焚き続け室温20度以上を維持しました。
また、CP+ではHDMIからモニターに映像を出していたので簡易的にモニターに映像を出しました。

これでカードライトエラーになればSDに原因が有る可能性が高い、ならなければSD以外(GH6や外的要因)に原因がある可能性が高いと考えます。

CP+の状況にできるだけ近づける

ちなみにSDは現在は発売されていないパナの64GB V90のSDです(CP+か新製品発表ライブの賞品でもらったやつ)

10時間連続Recに成功

GH5M2と64GBのSDでの記録は驚くほど難なくクリアしました。
ということは、CP+でGH6が連続Recに失敗してしまった原因は、GH6本体に起因する原因の可能性が大きく高まります。
ただ、30時間Recしてないから断定は出来ない・・・

そう思い、配信は終了しましたがそのまま連続Recを続けてみました。

さすがにストーブはもったいないから10時間で切った笑

結果としては3/5 AM7:38、記録としては48時間38分録画し続けても止まらなかったため、この条件では問題ないと判断し、検証を終了しました。

GH6はなぜ止まってしまったのか?(結論)

SDが原因でもなく、温度でもない、またHDMI出力も関係ない。
そこから判断すると、やはりGH6自体に何かしらのトラブルが生じたと考えるのが一番自然かなと思います。

「テストケースでは成功していた」とのことですので、GH6の全個体が初期不良を抱えるバグを持っているという可能性は低いと思います。

私の中の結論は、
録画中に何かがトリガーとなって記録エラーの状況になった。
(ただしGH6でシステム設計が刷新されたことで新たに生まれた、GH5M2では起こらない問題。)
ではないかなと結論づけました。

ループ記録のシステム変更?

ライブ配信中に気になることがありました。
GH5M2は1回目の記録の時には記録可能時間が表示されるのですが、2回目以降は記録可能時間は表示されないのです。

しかし、GH6は、公式の配信を見ていると、ループ後2回目以降の記録でも残時間が表示されていたような気がします(非公開になってしまったため、正確には分かりません)。GH6持ってる人よかったら確認してみてください。

可能性としてあり得るのは、GH6のシステム設計見直しにより、ループ記録自体の設計が変わったため、ループ記録中にバグで止まりやすくなってるのではないか?と考えました。

ただし、これは私の推論でしかなく、他に原因がある可能性もあります。
パナソニック公式からの発表と答え合わせを楽しみにしたいと思います。

結び

最後に、ライブ放送での79時間Recという勇気ある企画を敢行したパナソニックLUMIXの中の人たちにエールを送るとともに、今回の失敗を踏まえてフィードバックと次ぎの製品の開発に役立てられることを願いまして私の考察を終えたいと思います。

来年はメーカー対抗長時間Rec対決・SDカード耐久Write対決が開催されることを期待しております笑


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