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愛しのパティーナ 

こんにちは、たすくです。

表題、パティーナとは女性の名前ではございません。
英語表記ではPATINAと書きます。意味は経年変化による「錆び」や「風合い」、「古色」と訳されます。特に、金属や木材などの表面に時間をかけて自然に生じる独特の光沢や色合いを指す場合に使われます。このため、アンティークや古美術品に見られるような、歴史と時の積み重ねを感じさせる美しさを表現する言葉として使われます。

そのパティーナ。

たすくはパティーナを感じられる物に愛着を感じます。
今日はたすくの愛用するペンをご紹介しましょう。


銅のボールペンと10円玉


真鍮のボールペン

1枚目の写真は銅製のペンです。銅と言っても、銅には主に2つあり、ブロンズと、コッパー(カッパー)があります。
ブロンズは銅と錫の合金であり、カッパーはほぼ純粋な銅。こちらのペンはカッパー、純銅ですが、10円玉はブロンズです。
銅成分が入ってますので時間経過と共に変色します。このペンも10円玉と同じように初めはピカピカでしたが、今では10円玉色です。

2枚目の写真のペンの材質は真鍮です。真鍮(Brass)の成分は主に銅(Copper)と亜鉛(Zinc)です。成分割合は用途によって変わります。
ブラスバンドのブラスは真鍮であり、皆様も馴染みがあると思います。こちらも銅と同じで、時間経過と共に変色します。

この変色が嫌な方もいらっしゃいますが、私は逆で、変色、傷などが付くからこそ、好きなのです。
好きな理由に、その物と過ごしてきた時間と歴史を感じることができるからです。すべてがパティナとなって現れるのです。そして、傷や汚れさえも自分と年齢を重ねた連れ合い、相棒のように感じます。

どちらのペンも決して高額ではありません。

同じ理由で、たすくは「銀」「真鍮」「皮革」「木」「貝」「綿」などの自然素材を好みます。

by たすく



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