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PMP in South Africa - Pass

こうして、PMP受験資格の有効期間である一年間があと数日で終了しようとしていたある日、早朝5時から張り切って二回目のPMP試験を受験。230分ぴったりで、なんとか180問目の何かの選択肢を選んだような選べなかったような、最後の5~6問は、問題文を読む時間がなくて、選択肢だけ読んで、筋の良さそうな選択肢を選んで終了した。

試験終了後に「48時間以内にメールにて結果はお知らせします」というメッセージが表示されて、一回目と異なり、秒で落ちることはなかった。結局その日の夜、つまり12時間後くらいには合格のメールが届いた。

それでもなお、本番と購入した練習問題の質に差がある。

合格水準(何パーセント正解できれば合格できるのか)にさまざまな見解があり、結局どのくらいの水準で合格するのか私も正確な情報にリーチしたわけではないのだけど、一応70%くらいを目指しつつ、試験直前まで正答率が50~60%の間をウロウロしていて、このままだと本当に合格できないのではないかと、不安しかなかった。ただ、本番の試験やPMI公式と比べると、市販の問題はどうしても選択肢の表現だったりがあいまいで、結局なんでこの選択肢が正解で、他が不正解なのかがものすごくグレーなことがままあり、点数が伸びなかったひとつの要因だったのではないかという気もする。本番の問題の方が比較的迷いなく解答できた。

時間配分と必要な速度感を身につける。

180問/230分ということは、単純に割り算をすると、60問/75分前後で解答することになる。Udemy の中に合格者のインサイトが共有されていて、最初の60問が終了したところで150分、次の60問が終了したところで75分は残す、というアドバイスがあり、私もこの残り時間を目安にした。自宅でオンライン受験を選択したところ時計もつけられないので、画面に表示される残時間だけが頼りだった。自信のない問題にフラグを立てたりしてあとで見直せるようにしていたが、見直す時間などミリも残っていなかったので、おそらく私の速度感ではまだまだ足りていなかった気がする。

一問一問に集中する。

問題を解き慣れるまでは、英語で問題文を読んでも全くコンテクストが頭に入らず、20問解くのに1時間以上、つまり本番で必要な速度の3倍以上時間がかかり、解ける問題数も限られるため学びも広がらず、モチベーションも上がらず、「この資格本当に私の人生に必要なんだっけ?」と何度も中断する理由を探しては、しぶしぶ次の問題を解く、そんな時期が結構長かった。問題をこなしていくと、問題文の中でヒントがどの部分なのか等、情報の拾い方に慣れてきて、まずは本番で10分休憩が挟める60問をひとつの単位として解くすることを意識した。それでも60問の道のりは果てしなく長い。合格者のインサイトでとても参考になったのが、まずは一問一問に集中する、ということ。これを意識するようになってから少し楽になった。

日本語か英語か。

途中あまりにスコアが上がらないので、日本語で問題を解いてみたことがあったが、やはりひどいスコアだった。知らない英単語が含まれていたことで正解を見誤ったということが起こり得るため、日本語でやる方がスコアはよかったかもしれないが、必ずしも言語の問題だけでスコアが上がっていないわけでもない。英単語のニュアンスの微妙な違いを学ぶ機会になったし、結果資格認定が取れたので、これはこれでよかったということにしている。

USD136 - 年会費

これからずっとこの金額を年会費として支払っていくのかと思うと気が重い。この資格があれば会費が払えるくらいの収入が得られるはずですからがんばりましょう、という励ましととらえるしかない。

クリティカルスキルワーキングビザとの関係

PMP取得までにものすごく時間が掛かったため、結果、当初の目的であったビザ取得にPMPを使うことはなかった。この資格がビザ取得に役立つのかどうかは、私の経験からは何とも言えない。

LinkedInの反響

苦節一年、本当に受からないのではないかと何度も何度も思った末の合格があまりにもうれしく、珍しくLinkedInにPMPについてポストしたところ、現在の勤務先の同僚や上司からも反応があったのはとてもうれしかった。プロジェクトマネジメントとして仕事をしているので、資格が多少なりとも信頼につながり、今後仕事でしっかり成果が出るように頑張る。

南アフリカで私のPMP活動は続く。

Note - 尚、本ブログは私個人の経験に基づいたもので、情報の完全性や正確性を保証するものではありません。あくまでご参考になれば幸いです。


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