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マイケル・J・フォックス

あなたはどの俳優が好きなの?と問われれば迷わず私はこう答えるだろう。
「世界には沢山の素晴らしい俳優がいる。だけど私にとってマイケル・J・フォックス以外の答えがあると思うかい?」ってね。

いきなり海外のインタビューみたいな言い回し(※完全にイメージ)で始めてみましたが今回のテーマはマイケル・J・フォックス氏です。

映画"BACK TO THE FUTURE"(以下BTTF)で有名なハリウッド・スターです。

私と同じ身長163cmと小柄ではありますがスケールはBIGです。私の横に並ぶとマイケルの身長だけは味わえるので機会があれば是非。

私自身もこのBTTFがきっかけでマイケルを知り、惹かれていきました。
それでは【デロリアン】に乗って少し時間を遡りましょう。

2001年3月31日にUSJがオープン。
子供の頃から映画"JURASSIC PARK"が大好きな私も行きたい気持ちを募らせていたら、10月頃にUSJへ連れて行ってもらえる事に!

"THE POWER OF HOLLYWOOD"

これがパーク開園時のキャッチフレーズであったようにJURASSIC PARK、JAWSにE.T.などをCMや広告で起用していたりと、当時のUSJはスピルバーグ映画を全面に押し出していました。
CMの中で空飛ぶ車が出てきます。
その車がBTTFでタイムスリップする際に使用するタイムマシン【デロリアン】です。


実際にデロリアンが何かを知ったのはパーク内のアトラクション"BACK TO THE FUTURE The Ride"に乗った時でした。
家族全員が映画の内容を知らずになんとなくで乗ったのですが、このアトラクションを私はすごく気に入り元になった映画を観たい!と思いすぐにレンタルしました。
レンタルといっても今みたいにDVDやBlu-rayではなくVHS(ビデオ)なのが懐かしいです。

USJのアトラクションには出演していない人物がパッケージに描かれており少し戸惑いましたが、この人物こそ映画の主人公マーティ・マクフライ(演:マイケル・J・フォックス)


この映画で17歳の高校生役を演じたマイケルは当時24歳でしたが本当にハマり役でした。
レンタルした後に叔母が映画公開時にマイケル・J・フォックスが大好きでBTTFのVHSを購入していたらしく、それを知ったので貸してもらい何度も何度も、テープが擦り減るぐらい(死語)観ても飽きない作品でした。
それぐらい私にとって刺激的で心揺さぶられる素晴らしい作品でした。それは今でも変わりなくいつ観ても楽しめる作品です。

初めてのボーナスで買ったのもBTTF 20th DVD BOXであったりBlu-ray、サントラ、パンフレット等を持っており思い入れの強い作品ではありますがなによりも宝物は去年の東京コミコンで購入したマイケル・J・フォックス氏のサインです。
こちらのイベントでは毎年ハリウッドスターを招いてサインや写真撮影を行っていましたが、コロナの影響もあり2020年はリモートでのサイン会となりました。
マイケルはパーキンソン病を患っており来日する事すら難しいのでこのイベントへの参加はリモートだからこそ実現出来たと思います。
写真が数種類あり好きなのを選び、そちらにサインをしてもらえるので私はマーティ・マクフライが1955年にタイムスリップした時の写真を選びました。
これが届いた時には身体が熱くなるぐらい嬉しくてマイケルのファンを続けていて良かったと思いました。

ここまでマイケル・J・フォックス=BACK TO THE FUTUREというお話でしたがもちろん他の主演映画もあります。
どの作品もマイケルの良さが出ていておすすめですが個人的には特に"ハード・ウェイ"が好きです。

"ハード・ウェイ"のあらすじは、俳優ニック(演:マイケル・J・フォックス)はアイドル路線に嫌気が差し、テレビで見た殺人課の現役刑事と共に過ごせば渋い大人の刑事役をこなせると考え密着。その先で凶悪事件に巻き込まれるのをコミカルに演じる作品。

先程パーキンソン病を患っている話を出しましたがマイケルはBTTF PARTⅢの公開翌年の1991年頃(30歳)に診断され1998年に公表。
こちらのハード・ウェイの次に出演したドク・ハリウッドの頃から症状が少しずつ出ており、約7年間ほど病を隠しながら仕事をしていました。
この期間にいくつものテレビや映画等をこなしていたと考えると本当に大変だったと思いますが自伝"ラッキーマン"で「この病気にならなければ、ぼくはこれほど深くて豊かな気持ちになれなかったはずだ。だから、ぼくは自分をラッキーマンだと思うのだ。」と記しています。

●パーキンソン病の特徴と進行
パーキンソン病は、手足の震えや筋肉のこわばりなど、運動機能に障害が現れる病気です。「手足が震える」「動作が遅くなる」といった自覚症状が出たら、パーキンソン病を疑ったほうがいいでしょう。
症状には、体の片側から出始め、次第に反対側に広がっていくという特徴があり、ゆっくりと進行します。
 
パーキンソン病になると運動障害が現れるため、動くのが億劫になって生活の質が下がり、最終的には寝たきりになってしまう人もいます。

パーキンソン病を患い約30年になるマイケルが本日2021年6月9日に60歳の誕生日を迎えました。
あなたと同じ時代に生き、好きになり沢山の作品に出会えて幸せだと心より思います。
いつでも、いつまでも憧れの人はマイケル・J・フォックス。
Happy Birthday Michael.


最後まで読んでくださった方だけにここだけの話、163cmでマイケル・J・フォックスと同じ身長と最初の方に記しましたが実は162.4cmぐらいなのをここでお詫び申し上げます。
(言い訳:健康診断にて数回163cmを記録)

だって憧れの人にちょっとでも近づきたいじゃん。

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