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ものを作り出すこと。

いやぁ、暑いね。
灼熱だね。
わたしは陽にさらされると灰になってしまいそうです。
太陽が苦手なんですよ。
気付いたらアイスばっかり食べてるしね。
そんな食生活だと太るしね。
つまり夏はあまり得意ではないということ。
あまりにも暑過ぎて暑いことに触れないと先に進めないんじゃないだろうかと思って触れてみた。

まぁ、そんなわけで割とインドアで過ごすことが多いわたしなんですが、昨日は午後がまるまる一人時間。
いろんなことを詰め込みました。

・家中の布団のクリーニング出し
・夜ご飯の準備
・バッグの製作

バッグの製作?なんで?って思ったでしょ?
そりゃそうよね、唐突よね。
お気持ちお察ししますよ。

例えばこんな感じのカバンが必要だな、買わなきゃな…という状況に直面したとします。
こういう機能でこんな色でサイズはこれぐらいで…

って、想像する?
それとも既製品の中からを探す?

わたしは想像しちゃいがちなんです。
それ故に思い通りのものがなかなか見つからない。
予算もある。
ここにリボンがついてないやつがいいのよ。とか、これとこれとこれが入って欲しいからサイズはこれだと小さい。とか。

そんな時にわたしは「ないものは作ればいい。」という考えに至りがちで。

前に同じ会社で働いていたサトーちゃん(仮名)は「芸術畑の人間たちは、すぐ自分で作ってなんとかしようとしがち」という真理を、カキ氷を食べながら呟いていた。
思い当たる節があり過ぎる。
彼女も美大卒、わたしも芸術系の大学卒で首がもげそうなぐらい頷いたもんだ。

作ればいい。
本当によくやるのよ。
今回のカバンの件もそうなんだけど、例えば「自分好みのゴマゴマしい担々麺が食べたい。でも、理想としている店がないし、いつも食べたいし、いっぱい食べたい!じゃあ作ってみるか。」とか。
Tシャツ?自分でデザイン作ってプリントしちゃえばいいじゃん。とか。

我ながらなんだけど、ないものは作ればいいとか、好きだから家でも食べたいとかってすごいよね。
結局手間とか考えたら、買ったり食べに行ったりする方が割安なのかも知れないけど。

それでもとにかく作り方を調べる。
試しに作ってみる。
食べてみる。
試行錯誤。

食べ物以外のものに関しては元々の粗雑な性格も影響して、出来たはいいけどなんとなく雑なものが出来上がる。
まぁ、そこは別に自分が良しとして使っていればそれでいいのだとは思う。
ややズレてたりするのもきっと「味」ってやつだ。
ここからカスタマイズしていくのだって悪くない。

なんかさ、物を作る理由ってシンプルなのかなと思うんだよね。
大昔の土器を作ってたパイセンたちも「こうしたらなんか良さそうじゃない?」とか「ここに柄があったら可愛くない?」とかさー。

芸術とか文化とかって、そんな簡単なところから始まっていくんじゃないかなと思った夏の休日でした。

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