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超直感力(八木龍平 著・KADOKAWA)

最近、ビジネス自己啓発系の本ばかり読んでいたので、この本も左脳バリバリ、もしくは右脳開発系てきなものかと思っていたら、全然違った・・・めっちゃスピ系の本でした。

のわりに、「スピって怪しい」と思われがちな状況を著者の八木さんはよく理解されているようで、こまめに拒否感の芽を摘みながら書き進めてあったので、とくに抵抗なく最後まで読めました。(って書くとスピ嫌いっぽいですが、スピ自体は嫌いじゃないです。胡散臭いのは嫌いだけど!(笑))

直感だけで、ビジネスの全てを決めて進めるのは大変危険だと思います。けれど、未来なんかぶっちゃけ誰にも分からない中で、その分からない未来を左脳ベースで一生懸命予想するよりは、わからない前提で直感に従って「えいやっ」って決めてしまうのは、かなりアリじゃないかな、と感じました。ビジネスや経営にスピード感は必要なものだと思うから。

と言ってももちろん、分かる部分はきちんと根拠を持って経営していくべきだし、直感に従った箇所は「なんか違うな」ってなればいつでも引き返せるようにしておくべきかな、とも思います。あと、直感が降りてきたからといって、他人に迷惑をかけたり嫌な思いをさせたりするようなことはしない、ということも当たり前ですが付け加えておきます。

盲目的に、ぜーんぶ従うつもりはないけれど、それこそ直感的に何となく「あ、コレいいかも」って思えるようなものがあれば、小ネタ的に取り入れていったらいいんじゃないかな、と思います。それで成果や変化があれば嬉しいし、そうじゃなくても自分自身がゴキゲンになれれば周りもきっとハッピーですよね。(なので、周りがアンハッピーになるようなことはダメ。絶対。周りがアンハッピーになるかどうかが分からないのもダメ。もちろん。)


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