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セーラー万年筆ボトルインク四季織シリーズ「常盤松・時雨・雪明・囲炉裏・霜夜」(冬シリーズ)

久しぶりにボトルインクを買い漁りました。以前に四季織シリーズ「金木犀」とか色彩雫「冬柿」とかを使いながら、冬カラーのインクほかにも欲しいなって思っていたのでついにやってしまった!感(笑)

今回買ったインク、改めてひとつずつ。

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四季織シリーズ「常盤松」

深緑、という感じのカラーです。春ではなく秋も深まった色、あるいは寒い冬も葉をつけたまま生き残るような、そんな植物の色。といっても書いている間は黒に近くて、あまり「緑」感がない(笑)意外にオフィシャルな感じにも使えそう。


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四季織シリーズ「時雨」

雨と聞くとブルーをイメージするかもしれませんが、これは色で言うとパープルでした。深いけど、でもとても鮮やかな色です。ちまちまと文字を書くよりも、大きな紙にサラサラ滑りの良いペン先の万年筆で思いっきり書きたくなる、そんな色かと。


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四季織シリーズ「雪明」

冬カラー5色の中でもダントツに明るい色です。蛍光カラーかと思うほど明るく派手な色。降り積もった雪に陽があたって反射している、そんな眩しさをイメージしたのかなと分かります。暗い色、深い色ばかりで心もちょっと優れなくなる中、この色は希望の明るさです。これは文字を書くよりもハイライト的な使い方が向いているかな?


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四季織シリーズ「囲炉裏」

5色の中では唯一の暖色カラーです。暖炉でこうこうと燃える火の様子がそのままインクになった感じ。インクの量は適量のはずなのに、書いた紙が今にも燃えだしそうな感じ。というとちょっと言いすぎですが(笑)、とても濃く感じる色です。色の名前としては「朱色」がいちばん近いと思いますが、それよりも奥行きがありそうな気がします。


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四季織シリーズ「霜夜」

ラスト5本目はこちらです。夜の暗さそのままの色。色彩雫シリーズの「月夜」と似てる感じかなと思います。とにかく深くて、ほぼ黒とも思えるような色。冬の夜空って空気が澄んでいるので星がきれいに見えたりするのですが、このインクはそんな星の様子も見えてこない。ふかーいふかーい色です。早く夜明けがこないかな、早く春が来ないかなって思いたくなる。


試し書きはすべてガラスペンを使ったのですが、どれもインクが紙に染み染みになることはなくいい感じに乗ってくれました。その分、乾くまで待たないとだけどね。。(汗)

ちなみに、インクの箱にはこんなものが入っていました。

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まずは、説明書的なもの。四季織シリーズに込められた思いとか、シリーズカラーの紹介とかが載っています。

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コンバーターに貼るシールです。今回のカラーの中でも常盤松と霜夜あたりは、インクだけ見ると黒かブルーブラックかって感じなので、これ貼っとくとわかりやすくていいかも。


はー、たくさん使って楽しかった!www寒くなってきましたが、寒い寒いと嫌がってないで「冬」を楽しんでいこうと思います。

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