見出し画像

40歳のおっちゃん(当時)が行く・ぶらりシアトル・バスケットの旅1

※2009年当時、mixiその他ブログなどで展開していた旅行記の復刻版です。

日本時間で2009年2月16日から23日までの8日間、シアトルを中心に“コーチ研修”へ行ってきました。
Japan Basketball Academy の取り組みとして“世界基準”を知るために本場をこの目で見ておこうと思ったからです。
私が今回の旅行を“決断”したのは2008年の11月。

愛媛からもアメリカへ!って話が湧いて出てる時に、私は観た事も行った事もないんです、では済まないんじゃないかと思いまして。

お誘いいただいたmikiコーチやTatsumiコーチにはもちろん、仕事も忙しい時期に、休みを取ることを了解してくれた上司と、職場関係の同僚、それに何より旦那の道楽を快く了承してくれた嫁さんには感謝しまくってます。

現地での6泊7日はとんでもなく中味の濃い時間でした。

16日の朝、mikiコーチファミリーと一緒に松山空港を出発。
長い、長いいちにちの始まりです。
成田発シアトル行きのユナイテッド航空の飛行機が離陸したのは16日の夕方17時25分でした。

画像1

そこから約8時間の旅。
エコノミーの席は左右・前後とも狭く、ゆっくり眠れる状況ではなかったです。

画像2

8時間経過して現地に着いたのは16日の朝9時過ぎ。
ちなみに旅費は松山~シアトル往復で全部込みで11万強でした。

空港には仕事柄興味深い“ブツ”なんかも。
なるほど、ほんとにアメリカの新聞は自動販売機売りが中心なんですね。

画像3


レンタカーを借りて空港を出ると、セーフコ・フィールドを抜けてシアトルの街中へ。
いまは無きシアトル・スーパーソニックスの元本拠地、キーアリーナにご対面です。

画像4

画像5

この時点で既にテンションはアゲアゲw

そのまま今回たっぷりとお世話になることになった、SPU(シアトル・パシフィック大学)の体育館へ。


コーチ・ヒロナカの計らいのもと、練習見学をさせていただきました。
まずは週末のゲームで対戦するチームのゲームを観ながらのビデオミーティング。

画像6

その後ウエィトを20分。

画像7

その間に私達は学生も利用する近所のハンバーガー屋さんでアメリカ最初のハンバーガーを頬張るw

話には聞いていましたが、かなりけしからん感じの分量でしたw

画像8


その後はひとつのメニューが3分?10分くらいに区切られたドリルをどんどんこなしていくSPU男子チームの練習をしっかりと見学。
内容的にはシューティングとオフェンスの動きの確認が中心でした。

画像9

SPUはNCAAのディビジョン2所属。
NCAAでは、公平を期するために練習時間について細かくルールが決められています。
いまのシーズンは1日に2時間までという制約。
この2時間の間にビデオ・ミーティングからシューティングまでを行います。
スポーツによる奨学金制度や、選手の学校の成績なんかにも厳しくルールが定められていて、誰も彼もが大学バスケに取り組めるというわけではないそうです。
で。
個人技とかはどうするんだというと、オフシーズンにトレーニングをしたりするそうなんです。
これは…オフシーズンにも渡米してトレーニングの様子を拝見させていただかねば…w
練習は事前に全員に配られるA4サイズの“練習プラン”に則って行われます。
私なんかがやってるように「できるまでとことん」なんて事はありません。
タイマーがセットされて、メニュー毎の決まった時間が過ぎたら次のメニューです。
うーん…
できなきゃプレイタイムが減るだけだから、みんな必死なんだろうなぁ。

練習を見終わって、ホテルに着くとテレビではたくさんのチャンネルでバスケ、バスケ、バスケ。
大学バスケのゲームからNBA、それらを伝えるスポーツニュース。
すげぇところに来ちゃったなぁ、と実感した瞬間でした。

画像10


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?