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40歳のおっちゃん(当時)が行く・ぶらりシアトル・バスケットの旅6

シアトル最後の夜、SPU対アラスカ・フェアバンクス大のゲームが男女続けて行われました。
女子のゲームが17:15から。男子のゲームが19:30からです。
私達はスノコルミーの滝観光から帰ると、ブックストアで買ったものや、ヒロナカコーチにいただいたSPUグッズを身にまとい、会場に向かいました。

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Divison2のゲームですが、アリーナはほぼ満席です。
(女子のゲームが始まる時点では、残念ながら席は半分も埋まっていませんでしたが)
今回のツアーでつい前の日まで何度も通わせていただいた“練習の場”が、今日はそのまま“晴れ舞台”としての輝きを放っています。

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この日は女子は“シニアデー”でした。
最上級生の最後のホームゲーム。
来場者全員に配られるパンフレットも、両チームの選手名とスタッツが書いたものと、応援用の“プラカード”の他に、シニアの3名が顔写真入りで紹介されたものの3種類が用意されていました。
ゲーム前にセレモニーが。
家族や友人からの花束贈呈が行われました。

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観客席に陣取った私達は、すっかり“ミニバス”モードw
ほんの数日とはいえ、一緒に時間を過ごした“仲間”を応援してると、単なる“ギャラリー”ではいられませんww

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“地域密着”とかのヒントはここにありそうですね。

ゲームは外角シュートが決まり過ぎなくらい決まったSPUが終始リード。
どうやら相手チームは選手の故障で調整が不十分だったらしく、途中からはほぼワンサイドな展開でした。

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女子のゲームが終わるといよいよ男子の登場です。

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オレンジ色のコスチュームを着た応援団や、大学バスケット名物のブラスバンドも大活躍。
写真はいいのが撮れなかったんですが、チアもしっかりアリーナを盛り上げていました。
ヒロナカコーチも、闘志を内に秘めてか静にベンチで。

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前の日、今回お邪魔させていただいた記念品にとSPUのキャップとロンTを手渡しでプレゼントしてくださいました。
私が「明日はいいゲーム期待してます!」というとひと言。
「So,So...」
聞くところによると「ぼちぼち行きます」とか「まぁ、まぁですよ」という意味だそうで。
この座ってコーチングしている様子、かっこいいですよねw


ゲームはこちらもほぼSPUペース。
話題のwプリンストンだけじゃなくて、ハイローや、インサイドでの細かいパスプレーなんかもあって、練習を何度か見学させていただいた私達にとってもいい勉強になりました。
そうそう。
前の日ミーティングを終わるや否や飛び出した選手は、スタメンで出場するも調子はいまひとつ。
前の日の練習では「スティーブ・ナッシュみたいだろ?」って言ってたパスも不発に終わり、交代してベンチに座った瞬間には少し落ち込んだ様子も。
ただ、そこは“チーム”なんですよね。
数秒後には味方のプレイにベンチを立ってタオルを手に振り回しながらの声援です。
いいなぁ、こういうの。
ゲームを終始優位に進めていたせいもあるのか、選手はほぼ全員が出場。
ていうか、相手もそんな感じ。
スタメン5人で行けるところまで行く!ってバスケは今回のツアーで一度も見られませんでした。

ゲーム終了後は、ロビーで選手の皆さんに祝福とお別れの挨拶をさせていただき、後ろ髪を引かれる思いで体育館を後にしました。
また来たいなぁ…

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上の画像を撮った瞬間。
ちょっと寂しくてウルっときてしまいましたw

ホテルのあるベルビューに帰る車の中。
車窓から見える“シアトルの象徴”をパチリと。
翌朝は起きたらすぐに空港です。
ホテルで同室のみんなとおしゃべりする時間はあるものの、実質今回のツアーはここで終わります。

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