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ラジオログ20210523〜マインクラフトに見る人間社会の常

こちらは毎週日曜日にお届けしているラジオ内容を、ログのために書き残しています。録音はせず記憶を頼りに書いているのと口頭と記述の違いもあり、さらに最近では加筆修正率を段々と上げてしまっている(笑)ため、ラジオと違ってきているところも否めませんが、伝えたかったことはだいたいこんな感じの内容なので、聞きたかったけど聞き逃したと思っていただける方に読んでもらえると嬉しいです。

今日は息子がやっている人気ゲームマインクラフト®️での氣づきをお話ししようと思います。

このゲームどんなゲームかというと、ロールプレイングでもなく、シューティングでもなく、とにかく好きな世界(舞台)を創るゲームって感じ。

レンガ、木材、ガラス、水、石、鉱石、草、サンゴなど多種多様な四角いブロックがありそれを積み上げたり、削ったりしながら自分の好きな世界をイメージしゲームの中でいろんなものを創っていく感じなんです。

ゲームの中にはラマや豚や牛や狼、鶏や虎や象やパンダなど動物もいろいろいて、息子はゲームの中で羊をたくさん飼っています。

で、このゲームで面白いなと思ったのが、クリエイティブモードとサバイバルモードというモードが選べるんですよ。

息子は最初サバイバルモードから始めて、こちらは制限が色々あるんですよ。寝ると体力回復するとか、こうなったら5分以内に対処しないと弱るとか、これを先に獲得してないと使えない素材とかがあって、ゲームの設定上いろんな制限があるそうで、条件付けのある世界。

一方、クリエイティブモードとは、なんの制限もない、一切自由なモードです。

ずっとサバイバルモードでやってたある日、間違えてクリエイティブモードに入った息子は目をキラキラと輝かせて、制限なく自由になんでもできるのに大興奮!

使いたい素材が無限に使えることに、〇〇しないと□□できないというのが無くなった世界を自由に楽しんでいたのです。

しかし!興味深いことに、しばらく経ったらまたサバイバルモードへ戻っていたんですよ。なんで戻ったの?ときいたら、クリエイティブはなんでもできるけどちょっと退屈なんだと。

きっと通信とかで繋いで仲間がいたらさらにクリエイティブも楽しめるとは思うのだろうけど、うちはそこまでは採用してなくて。

結局息子は両方のモードを氣分に合わせて楽しむことにしたそうで、サバイバルモードは敢えて制限がある世界を楽しむ。ほっておくとゾンビ、スケルトン、クリーパー、ドラウンド、毒蜘蛛、ウィッチ、ファントムなど悪い輩もいろいろでてきて、こいつらを倒すのを楽しんでいるし、クリエイティブモードでは、YouTube先生を見習って同じクリエイトを真似しながら造っている。

絵と同じで自分で自由に想像するって結構難しかったりしますよね。

これ、現実社会もおんなじで本当は無限に自由にクリエイトできるのに、生活はこれぐらい、親子の仲はこれぐらい、夫婦の仲はこれぐらい、自由な時間はこれぐらいなどといろいろ自分で勝手に決めていたりするのかも。

忙しいとか大変だとかお金がないとかそういうのも条件付けで敢えて自分でつくってまさにサバイバルモードを選んで生きているのではなかろうか?と。

それは息子の理由がわかりやすく、『退屈だから』という理由で。問題を起こして解決する、何か制限の中で達成する。

これは生きてる実感が湧きやすい。そもそもそれこそが生きることだとずっとずっと教えられてきたし。

6時半にはおきて、朝ごはんをしっかりたべて、7時過ぎには登校。興味のあるなしは問われず、授業をみっちり受けて、帰りはみちくさくって帰るしばしの自由を満喫。

義務教育はまさに社会の縮図。

あそこで雨にもまけず風にも負けず夏の暑い日差しにも負けず登校し鍛錬されたから、社会で通用する人になる。あれこれ好き勝手したら怒られ、親の大変さを押し付けられ、あなたもわたしと同じ不自由の中の限られた自由で満足しなさいと教えられる。

親や先生、会社などその人が味わった苦しみが人生のスパイスとして散りばめられているそんな社会。だけどそんな中でも小さな楽しみを見つけ、生きる甲斐を味わう。

しかしそういう制限すらもすべては愛に基づいているのだもの。すべてはたくさんのご先祖様から受け継いできた大切な知恵や知識ということなんですよね。

最近わたしは目覚めてないDNA(遺伝子)の覚醒に興味があり、60兆個の細胞のひとつひとつに核があり、その中にDNAがある。DNAひとつに32億もの情報が書き込まれているそう。

それだけ私たちの中には目覚めていない能力が、無限の愛の可能性をすでに持っていると感じるのですよね。

愛でビジネス®️という講座は、このサバイバルモードが現状だとして、ちょっと違うこんな世界もあるよとクリエイティブモードのプロモーションビデオみたいなものかなぁと思います。

ハワイの別荘での日常みたいな、いいなぁこんな世界もあるんだなぁというあこがれの世界をちょっと観てみる。今までの当たり前が当たり前じゃない世界をすこし味わってみる。そしてサバイバルモードをあたかもクリエイティブモードで生きてみる。

愛をベースに生きるってそういうことじゃないかな?と思うのです。いろいろ右往左往しながら、目には見えないものを信じて愛をベーズに生きるを日々重ねていくとだんだんと世の中がクリエイティブモードに変わっていくそんなプロセスの最初のプロローグ的な講座だと思います。

息子は昨年からシュタイナーの土曜学校に通わせているのだけど、今年になって彫塑という科目が増え、暑さ3センチ、25センチ四方の楠の板に向き合い、ノミと金槌で彫り進めている。木板を削りお皿をつくるのだそう。

無限にサクサクとクリエイトできるゲーム世界と、ひと削りひと削り刃物で削ぎ落とし、時間を費やし工程を重ねながら一つのものをつくるプロセスは彼にとってどんな風に映っているのだろうか。

刃物で怪我するかもしれない。削りすぎて失敗するかもしれない。だけどその肉体をもって味わってみることもこの地球の醍醐味だものね。

ラジオトークからすでに三週間ほど経ち、笑えるほどに忘れてしまい、ラジオの時のぐちゃぐちゃの下書きを元にこのブログを書いたので、実際流した内容とはかなり変わっていると思いますが悪しからず。これもまたブログならではの面白さでもあります。

いつも聴いてくださってありがとうございます。ブログの方は読んでくださってありがとうございます。貴重な命という時間をわたしのこの表現に傾けてくださって感謝です。あなたのなにかしらのエッセンスになれば幸いです。

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