ショートアイアンの精度を上げるとは?

「ゴルフは100ヤード以内が大事だ」と言われる。
90切りをしたり、しなかったり程度の私でもそこに違和感はない。
アプローチやパットで悔しい思いを何度も経験しているからだ。

「残り100ヤードから3打で上がれれば上級者」とも言われる。
これは、下のうちどちらかの方法で実現することを意味する。
【パターン1】
1打目:グリーンに乗せる
2,3打目:パッティング

【パターン2】
1打目:グリーンに乗らない
2打目:短いアプローチをピン側に寄せる
3打目:ショートパットorアプローチでOKをもらう

目指すのは【パターン1】と言うことになりそうだ。
それが1打目がうまくいかなければ【パターン2】を目指すことになるが、
【パターン2】をあるべき姿とするのは消極的すぎる。

100ヤードから1オン2パットで上がるとは?

さて、【パターン1】の実現方法を深掘りしていこう。
2打でパターを終えなければいけない。
アベレージゴルファーにとって、3パットは憂鬱な結果だがゼロにすることが難しい。
私の場合はファーストパットを大きくショートして、入る確率が低いセカンドパットを打つことになるからだ。(きっと、あなたも)

つまり、こうなってしまう。
1打目:グリーンに乗った!
2打目:パッティングが寄らない(1m以上残ってしまう)
3打目:外す・・・

では、3打目(2回目のパット)をどこから打てば入るだろうか?
カップまで30-50cmに寄せればOKがもらえて3打目を打たなくてよい。
確実に入れられるのは、50cm〜90cmだろうか。
「これくらいは入れよう」と自分に言えそうだ。

では、2打目(最初のパッティング)をどこから打てば90cm以内に寄るだろう?
残り距離の10%分の誤差は許容しよう、と聞いたことがある。
それを当てはめると、OKを取るなら3-5mだ。
5-9mならセカンドパットが入るだろう。
9m(およそ10歩、10ヤード)のファーストパットを打つことで、パッティングは2打で終えられそうである。

残り100ヤードからカップまで10ヤードの地点に打てれば、
100ヤードから3打で上がれる。
10%の誤差の許容とも符合するので、妥当な目標と言えそうだ。

残り100ヤードのショットとは?

パー4の1打目やパー5の2打目の精度がそこまで高くないアマチュアゴルファーは、
残り100ヤードのショットが斜面やラフなどの平らでないライである可能性は高い。
グリーンに向かって打ち上げかもしれない。
それらのケースにおいては、100ヤード以上打てるクラブを持たなければならない。
100ヤードぴったりのクラブでフルスイングできないケースだったり、平面上で100ヤード以上打たなければ届かないからだ。
これに対応するためには、110-120ヤードをキャリーで打つ実力が必要になる。

110-120ヤードは、わたしの場合はピッチングウェッジか9番アイアンだ。
それらのショットでピンの10ヤード以内にボールを置くことができれば、残り100ヤードから3打で上がることを実現できそうだ。

つまり、9番アイアン以下でカップまで10ヤードに打てる精度が、わたしの目標である。

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