土木学会誌 第108巻 第5号特集「理想の国土を実現するためにーキホンとギモンー」
昨日は、マツ大将松永 昭吾、川口 暢子さん、現土木学会誌編集委員会幹事長の杉木直先生とともに、特集主査の前田建設工業の今井さんをお招きして、DDの収録を行いました。
オープニングの三つの質問で「いま、ハマっているのは「第二子の子育て」と今時のパパ的な、等身大の楽しみを教えて下さった今井さん。まさに、今月号の特集は、土木学会誌編集長である日大岩城 一郎先生体制の編集方針「土木と人」に沿った、次世代のために「あるべき社会」を実現する、人を中心に見据えた土木の新しい在り方を模索するチャレンジングな特集となっています。土木学会長が示す『ビッグピクチャー』のような大きな土木と私たちの身近にある小さな土木をつなぐのは、一人一人が自分ごととして,土木について考えること、そんなメッセージがこめられていると感じました。
そして今月号は、特に特集と連載との連携が上手くいっています。
『見どころ土木遺産』は、昨年度8月号、日本造園学会とのコラボ特集「遺産をめぐる旅」の系譜を継ぐ、糠平ダムを対象とした豪華4ページ。日大の西山 孝樹先生とともに、主査を務められた寒地土木研究所の榎本碧さんが、タウシュベツ橋梁を含む見どころを、分かり易いマップにて紹介して下さっています。
澤村 康生先生が、鮮やかに再生させた『わたしの本棚』は、まちにひらく「わたしの本棚」、と題して佐瀬優子さんが素敵な文書を寄せて下さっています。
そして、マツさんが絶賛するCE情報広場。不定期連載なので、今まで独立した話題を取り扱うことが、多かったのですが、今月号ではまさに!ドンピシャ。
特集も連載も面白い、土木学会誌5月号、ぜひ袋から取り出してお読みください!