感染症の歴史

磯田道史さん著の新書を本屋さんで手に取り、久々に読みたい欲が沸き上がりました。

誰か歴史を振り返って疫病対策の知恵を書いていないのか、出版日を見比べながら、今年本を出してくれないか探していたら…さすが磯田先生!

歴史学者の方は沢山いらっしゃいますが、この先生は私たちが興味を持つ古文書を発掘して解読してくれます。今でいう『ネットサーフィン』でしょうか。100年前の人が後世に語り継ぐように書いてくれた書物も読んでもらわないとは意味をなさない。年齢が近いので感覚も近く、すんなりと頭に入ってきます。

昔の人も何度も疫病を乗り越えてきたんですね。私たちのご先祖様も感染症対策でやけを起こさず、耐えてくれたから今があるんですね。そう思ったらしばしの辛抱かと感じました。疫病があったから仏像が出来たかもしれない。確かにあり得ます。そうやって耐えてきたんですね。是非多くの方に読んでほしい本でした。


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