見出し画像

我が家の宿題スタイル~夏休みを駆け抜けた母のつぶやき~

こんにちは!マチノワジョブの浦部です。
はい。こどもたちの夏休みが終わりました。
マチノワジョブのある東京都町田市では、小学校は普通に登校となっています。
とはいえ、このような状況下なので、
休んでも欠席扱いにはならないものの、、、色々な声があがっているようです。

我が子も、不安だなぁ、、、とは言いながらも、学校に行っています。

そんな我が家の子どもたちは、小学6年生と小学4年生の男子なのですが、
(末娘は4歳保育園児)2021年の夏休み、特に宿題について、書きたいと思います、、、


我が家の宿題スタイル歴史

基本、我が家では、宿題についてがみがみという事は少なめ。
長男が1年生の頃は私もフルタイムで働いており、親も子も必死で、毎日夕食後に一緒に宿題をする、というスタイルでした。学童で終わらせてくる日もありましたが、頻度は少なかったです。
2つ下の次男は、長男よりも真面目なタイプで、自分からやるタイプ(兄のことを見ている、もある)
長男が2年生の時に、末娘が生まれ、私もがっつり家にいたので、必要があれば宿題も見てあげられる環境だったように思います(数年前の事なのに既に記憶が曖昧、、、)


いつしか変化した長男の心境

中学年になると、最低限、学校で出た宿題は自分で終わらせるようになっていました。(たまに親も、宿題終わった?と声をかける)
夜寝る前になってやりだす、というような事もしばしばありましたが、それでもそんなに苦労した記憶もないので、自分たちで終わらせていました。
曜日によっては、町田市の放課後子ども教室事業「まちとも」に参加していたので、今日はやってきたー!と嬉しそうにしている日も。

そこまで困っていなかった家庭学習に、や、やばい、、、が出てきたのが、2020年5月頃です。そうです、コロナ禍で休校が続いた折です。
3月、春休みが前倒しになった際には、私も子も気力あり、本来であれば学校だから、と学校からもらってきた宿題に、時間を決めて取り組んでいました。
春休みが終わり、4月からの新学期も休校、となっても尚、本当は今日から学校だったから!と、家庭でも学校と全く同じ、ではないにしろ、時間割を決めて勉強していました。
崩れ出したのは、5月頃、、、親も気力がなくなってしまって、いつのまにか自主的な時間割での家庭学習はリズムが崩れていき
学校から出されたプリントだけが山になっている、、、とはいえ、6月に学校が再開された際には、やれるところまでやったプリントを持っていき、
学校に通いながら、宿題として出されていたプリントも並行してやる、みたいな生活だったかと思います。

学校が始まってからは、通常時の宿題は自分で取り組む、というスタイルではありつつ、担任の先生も厳しく宿題提出を促すような先生でなかった為、あくまでも長男のペースで取り組んでいました。
そして、”なんだかんだいっても、ちゃんとやって出す”という先生の認識もあり、マイペースな状況が続いていました。

5年→6年 担任の先生が同じ先生に。

ここで、思わぬ事態。5年生の時の担任の先生は、息子の小学校に赴任して長かったので、ご本人ももう異動だな、という感じでいたところ、まさかのそのまま。そして、縁あって長男はまた同じ先生が担任に。

先生も、長男の事を理解してくれつつ、かなり自主性に任せてくれる先生なので、今現在見えてきた事としては、あぁ、息子はもっとせっついてほしいんだな、ということ。
これまでも、先生との相性はいいな、と思いながらも、。。。もっと言ってほしいんだよなぁ とか、なんていうか、別に、何も言われない みたいなつぶやきはよく聞いていたのです。

夏休み最終日、母の雷

とうとう。
夏休みの1ヶ月間、ほとんどをゲームとアニメ視聴に費やしていた長男に、母の雷が落ちました。
(割愛していますが、これまでも宿題に対する声掛けはしていて、あまりにも家にいるので近くの公園に身体を動かす目的で連れ出したり、週末は最低限の買い物に連れ出したり、はしていました。)

全然終わっていない宿題。
残っている量は、とても一晩で終わらせられる量ではない。
これまでも、散々言ったよね?やる時間あったよね?
こう書き出していても、”親が言った=子が理解した”ではない事は痛いほどわかりつつも、今回はぶちっと何かが切れたのです。
本当に久しぶり。

すると、息子は大泣きしながらも宿題をやり始めました。
泣きながらも、鉛筆はどんどん進んでいく。え?出来るじゃんと思いながらも、興奮状態の私は鬼のような顔で威嚇。(心の中では、え?泣くの??と驚きながら)

雷、その後。

夏休み最終日の夜。大泣きしながらも宿題を進めていた長男。
それでも。21時を過ぎ、もうやめ!明日は学校なんだからもう寝る!!と強制就寝。終わっていないのは自分が悪い。どうしてもやるんだったら朝起きてやりなさい!

翌日の朝。次男もちょこーーーっとだけ残っていて、朝やっていました。
長男は起きられず。
そして、下校後、やる。
次の日も、下校後、やる。
しかも、声変わりもして、身体と心が微妙な変化をみせている中、夏休み中私との距離があいていた長男が、なぜか、雷後にぐっと近づいている不思議。本当に不思議なのです。明らかに、話しかけてくれる。会話が多くなっている。え?

ここにきて、ようやく。
あぁ、厳しく言ってくれる存在が必要だったのか、と悟りました。
コロナ禍以前は、父親は外で働いてきて、平日顔をあわせる時間は少なく、夫婦のバランスとしては、厳しいのは父親。
コロナ禍以降は、完全在宅になった父親。私よりも自宅にいる時間が長い。
こども達はそこもすぐに順応するんですよね。父親にガミガミ言われることがあってもそれが多ければそれが当たり前になって響かなくもなるし、、、

”担任の先生に怒られない”という事態が、長男の中では1つのやる気スイッチが入らない原因でもあったのだな、と。担任の先生も、私自身も、本人を信じて待つ、という似たタイプだったのです。
しつけとしての叱るだけではなく、感情に任せた怒りが入った雷でしたが、不思議と私自身も自己嫌悪になるような怒り方でもなく、ふんぬ!!と思っていたら、長男とも距離が縮まったじゃないの、という結果オーライな。
頭ではわかっていても、我が子だと感情が入ってしまうという典型的な奴ですね。

夏休みがあけて、4日目。今日も、下校後、夏休みの宿題に取り組んでいる長男です。
別室で仕事をしていたら、父親に”母ちゃんの目の届くところじゃないと、やらないよ”と言われPCを持ってきて、長男の隣にいるのです。


長くなってしまいましたが、宿題1つにとっても、本当に1人1人の個性。
マチノワジョブのnoteを開設する際に決めたテーマの1つ、「働く母のこどもとの関わり」の中で、今回は我が家の事情を赤裸々に描いてみましたが、働きながら、こどもに寄り添うって、もちろん皆やっているのだけど、改めて大変だし難しいし、正解は何通りだってあるだろうし、働きながら、とかこども、とかに限らずに、人間の本質のような、その人のやる気をUPさせる方法みたいなことにもつながるなぁとしみじみ思うのです。

(そんな風に思っても、我が子って難しいし、やっぱり他人の大人、とか、親戚、とか親以外の大人にたくさん関わってほしいと思う母です。学校×家庭×地域の連携、ほんと大事すぎる。今は地域の関わりが難しくて本当に悲しい)

なんだか、突込みどころ満載な、私の至らなさのようなところも書いてしまったように思いますが、母と子との関わり、今後も記録していきたいです。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?