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私の芝居日記 6号 「花火鳴らそか ひらひら振ろか」

私が芝居を探し、選ぶルートは五つ。
一:劇団
最近はこまつ座を観る機会が増えました。 昔は青年座が好きでよく通いました。 ミュージカルでは音楽座が好きでした。 好きな劇団の芝居を追いかけます。

二:演出家
演出家は映画で言えば映画監督のようなもの。 蜷川幸雄、つかこうへいが有名です。
私は鈴木完一郎、栗山民也、鵜山仁、宮田慶子の芝居をよく観ました。 ミュージカルでは小池修一郎。 好きな演出家を見つけて追いかけます。

三:役者
シェイクスピアを演じた平幹二朗は記憶に残る素晴らしい役者でした。平のシェイクスピアはたくさん観ました。演出は蜷川幸雄。
ミュージカルでは福井晶一、山崎育三郎、中川晃教、花總まりが好きなので彼らが出演するミュージカルを観ます。

四:誰かに勧められる
私は町田演劇鑑賞会に入っているので年6回、鑑賞会が選んだ芝居を観ています。 自分では選ばない芝居に出会えます。 鑑賞会で初めて出会った劇団に惚れて、追いかけたこともあります。 鑑賞会は芝居入門としては良いかもしれません。

五:劇場
日生劇場は素晴らしい。 劇場だけで楽しめます。
今は閉館してしまった森下駅近くにあったベニサン・ピットは小ぶりで良い劇場でした。 工場を改装して作られた雰囲気のある芝居小屋です。 ここに掛かる芝居は意欲的な作品が多く、満足度が高かったのでラインナップを注目していました。
蛇足ですが、幕間に受付脇で売っていたホットドックとスープが美味しかったです。またまた蛇足ですが、同じ日に二つの芝居が掛かっていて、次の芝居まで二時間くらいあったので、近くの天ぷら屋に行きました。席に戻ると上着に天ぷらの匂いが染みついていたようで、隣のお客さんにクスクス笑われました。恥ずかしかったな…
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花火鳴らそか ひらひら振ろか(劇団銅鑼)
原案:小川未玲
台本・演出:松本祐子
出演:佐藤文雄、長谷川由里、館野元彦、竹内奈緒子他
日時:2021年9月1日(水)18時30分~20時
会場:町田市民ホール
主催:町田演劇鑑賞会

今回は町田演劇鑑賞会主催です。
お盆を迎え、ボケが始まっている老人の前に現れる一人息子、亡くなった親友の孫娘、そして家政婦。 幽霊となって現れる亡き妻、亡き親友、可愛がっていた犬。 リアルな人と幽霊が繰り広げる不思議な物語です。 お盆に花火や爆竹を打ち鳴らし、賑やかに冥土から先祖を迎え入れ送る長崎の風習をヒントに描いているそうです。
そういえば、今年観た「父と暮らせば」と「母と暮らせば」は二人芝居の相方は幽霊でした。
では、また次回お会いしましょう。 さようなら。




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